株価と「心」の関係式を春山的に分解図に示したのが下図2番目だ
図中の①~⑤は、・・・
①:予想業績、予想EPS
②:心の状態による予想EPSの上下動
心の状態は、もっと上がる(強欲状態)という気持ちと、もっと下がる(恐怖状態)という気持ちを振り子のように揺れ動くが、英語では、Greed & Fear と言われたりする
③:予想EPSは将来の事だから「額面通りには受け取れず」ある程度discountされる
④:適正PER、株を現実に売買した投資家が結果的に決めている数値
⑤:心の状態によるPERの上下動、心の状態とは、Greed & Fear の振れのこと
上図を見れば、③は時間の関数だから、時間が経過して決算期日に近づけは、自動的にdiscountは縮小し消える
一方、②、⑤は、まさしく心の関数なので、楽観悲観、喜怒哀楽、人心定まらずで、毎日不規則に上下動する。
④もリスクOn/Offという投資家心理で上下動する。
①の予想EPSとて、お墨付きの数値などかからは程遠い。
そもそも将来予想だから、全員バラバラだ。
しかも特定の業者が集計可能な証券会社の予想数値だけを平均したのが、コンセンサスなどと言われるて市場に出回る。証券会社だから、株のチアリーダー的な数値になるのは宿命だ。
いずれにしても、株価を決める構成要素の中で心の関数(心理的要素)が占める割合が大きい事は明白であり、だからこそ心に関する部分を学ぶことが重要なのだ。
2017年7月9日日曜日
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