2018年11月27日火曜日

民主主義は資本主義の上位概念だが、民主主義の受益者が民主主義を守り育てる義務を放棄している

リーマンショックを引き金に、民主主義が資本主義に反抗している
強欲に達した資本主義に国民が怒りの声を上げているのだ。

しかし、怒りという感情はあっても、民主主義は有効な対案を示せていない
各自がバラバラにわめいているだけに見える。

民主主義は
1:各自の言い分の調整
2:全員が一定の譲歩
3:リーダーシップによる合意の形成
4:認知された権力による合意履行の強制

というファクターで成立する

しかし、リーマンショック後は「各自の言い分」の突出が目立ち、譲歩の拒否が大きくなっている。

民主主義は、一時的な感情の高揚によって大衆扇動が起こりやすい
格差拡大という目に見える不満を背景にしているだけに、収束の目途は立たない
民主主義の受益者が民主主義を守り育てる義務を放棄している状況だと思われる



そもそもこのような事態になったのは、資本主義が人間の労働価値の”良い所だけを活用”し、人間の負の側面を政府に押し付けたからだ。
負の側面とは、幼少期と高齢期の非生産的時間、誰かのお世話になって生きる時間、だが、資本主義はこの経済的な負担義務から逃げてきた。

公開企業だと株価があるので、利益第一主義の強欲資本主義になるのは、株式資本主義の暗黒面だろう。

資本主義と民主主義の確執、、これが21世紀を通じた確執なのだろう

関連過去ブログ1


関連過去ブログ2

2018年11月16日金曜日

春山ルール 46 : ポジション構築ルール

色々調べて「この銘柄に投資しよう!」と決断する

そこに至るプロセスは「Beginners_1」で説明しているのだが、以下のような図になる
緑枠の3ポイント・チェックを通過した銘柄に関して、投資タイミングを見計らって資金を投入するのだ。



その資金投入だが、最安値で最大の資金投下をすると最も利益率が高い。
しかし、最安値をピン・ポイントで当てるのは難易度が高い。

春山の場合は、下図にあるように3回に分けて資金投入をするのを基本にしている。
第一弾:「ここ!」と判断したところで「1/3」の金額(300万円投資するなら、100万円)を投入する。

第二弾:想定通りに株価が上がってきていることを確認して第二弾を投入する
具体的には、下図下段のように、下値圏のボックスを抜けたことを確認して投入する場合が多い
過去の経験では、1か月以上経過して投入するのが平均的なパターンだ

第三弾:第二弾の後に順調に上昇トレンドを形成したことを確認して最後の1/3の資金を投入する

なお、第一弾の資金投入後に、意に反して値下がりした場合には「ナンピンしない」ことにしている。
過去の春山の経験則では、ナンピンの成功確率は低い
ナンピンを繰り返して、早々に資金を使い果たして、含み損が増大して、我慢が出来なくなって安値で損切するハメに陥る
だからナンピンしない自己ルールにしている。



このような資金投入プロセスを春山が採用しているのは、
1:やみくもに短期間で資金投入して資金を無駄遣いしない
2:最低限の分散投入をすることで心を落ち着かせる
という事を意図しているからだ

上記は、Beginners_3の授業で詳しく解説する

2018年11月11日日曜日

金融緩和後の香港&中国_その2

"金融緩和後の香港&中国_その1"で「底値からの上昇率は+25%程度」と書いたが、これは前回相場の上昇率よりも大幅に小さい
+25%という数字をもう少し追記すれば、香港+20%、上海+30%というイメージだ

前回相場は下記図のようなものだった
2014年2~5月に底打ちし、7-9月に上がり始め、2015年6月初旬にピークを迎えた
上昇率は、香港ハンセン指数+34%、上海総合指数+159%



今回の春山の予想が前回相場よりも小規模になると考えている理由は以下の通りだ

1:前回相場のボトムではPERが猛烈に低下した。
上海の実績ベースのデータしか持ち合わせていないが、前回ボトム時のPER=9.5倍という低さまで割安になった。それほどまでに投資家は恐怖におののいたのだ。

今回は12.1倍までしか低下していない。投資家の恐怖度合いは前回ほどまでパニックしていないのだ。現在の割安度合いは前回ほどではないのだ。




2:今回相場はPERが前回ほどには上昇しない
その背景は金利の上昇だ
前回相場は、世界的に金利が低下している局面だった
しかし、現在はUSは既に上昇局面だし、日欧も超緩和から普通の緩和へと”相対的には引き締め方向”に金融政策が変更されている

金利が上昇する環境では投資家はノー天気に株を買い上げることはしないので、PERの上昇幅が限られるのだ。

3:上場される企業の金利感応度合が低下した
前回相場時の上場企業(特に上海)の多くは「景気敏感、重厚長大、政策依存」産業が多かった。
このような企業は直前に半値(もしくは1/3まで)という安値まで株価が下がることが多く、金利低下に反応して上昇すると1年で2~3倍に上昇することが多い。

しかし、現在の中国市場に上場される企業はサービス系の産業が増加しており、市場全体の金利感応度は前回相場よりも低下しているだろう。

4:米中貿易摩擦を懸念して投資家は熱くならない
米中貿易摩擦は、10-30年の係争だ。
日米貿易摩擦のの歴史(1960年代~1990年代までの約30年も続いた)を勘案すれば、米中貿易摩擦が短期で終わると考えるのは早計だろう。



日本はアメリカの傘下(=イエスマン)にあったのだから多少の手心はあっただろうが、中国は傘下の国ではないから、日米以上に摩擦は激しいだろう。
それを投資家が懸念するのは当然であり、その懸念は今後長期間にわたって継続するのだ。
しかし、株式市場はその悪材料を織り込み、影響を受けにくい企業への選別投資へと移行する。株式市場はそのような貪欲さを失わない

日米貿易摩擦(Wikipedia参照)

2018年11月10日土曜日

金融緩和後の香港&中国_その1

金融緩和を始めてから株が本格反騰する迄のタイムラグだが、香港&中国は日米よりも長いと思っている。
当初は金利低下に素直に反応せずに、その後も下がり続ける
6か月後に安値を付けて、ようやく金利低下に反応が始まり、その後は底練り期間があって、9ヶ月後から上昇(=日米よりも急角度で上昇)を始めて、12ヶ月後に一旦の天井、、、そんなイメージを持っている。

上記を今回に当てはめてお絵かき的な予想をしてみたい。

下図を見ると、中国が金融緩和に舵を切った時期は、1m金利や3m金利を見れば、2018年の4月か7月だと思う。
預金準備率の大幅引き下げが4月に実施されていることを合わせて考えれば、4月と判断するのが妥当だろう。


4月から6か月後は10月だが、ここが安値だと思う
11月~1月は底練り期間で、不安の中を徐々に下値を切り上げるフェイズだろう。
2月~4月で「あそこが底値だったね」という認識が広がって上昇に弾みがつくという推移だと推定している。底からの値幅は、+25%程度を予想している

あくまでもお絵かき的な推定だが、多少のずれはあろうとも流れはこういうモノだと考えている

2018年10月30日火曜日

春山ルール 45: 苦しくても後講釈を聞かない

資産運用は、マラソン100回みたいな超長期のレースなのだと思う
幸運の連続の次期もある
何をやってもチグハグの時もある

苦しいと藁をもすがりたくなる
そういう時でも、春山は一個だけ決めている。

後講釈的な理論整然とした「*+*だから上がったのです」とか「**++だから下がったのです」という後講釈の評論家に耳を貸さない

ポジションを持つと、役に立つデータも不十分な手探りの状態で「51:49」の中から、迷いながらも51を選ぶ作業に毎日直面する。
後から分かっている奇麗なデータを見て、「*+*だったから、+*+」という講釈は実戦には役に立たないのだ。立たないばかりか、時間の無駄になるのだ。

苦しくても後講釈を聞かず、明日を考える
一寸先の光を信じて!


藁では資産は浮かばれないのだから

2018年10月19日金曜日

連載を始めるに際して

連載の依頼は何度かあったが、全て辞退してきた
そんなことに時間を割いていたら神楽坂でのセミナーに支障をきたすからだ

しかし、金融リテラシーとブランディングを真剣に考えて、この1-2年は邁進するというスポンサー企業の新社長の言を信じてやってみることにした
前言を翻すような現実を感じたら連載の途中であっても辞める覚悟だ。

連載の続きは春山のブログで継続すれば良いのだ、スポンサー無しで

10月18日に新社長と今後一緒に仕事するチーム員に以下の事を伝えた。
記録として残しておき、何度も読み返して初心を貫徹するために・・・


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金融リテラシーをお客様に浸透させていきたい
それは情報の非対称性を埋める作業だ
情報劣位にあるお客様の目線に合わせて、お客様が読みたい学びたいと感じるように、金融機関側が腰を低くして対峙しなければならない

お客様との接点はホーム・ページ
だから、ウェブのデザインは最重要事項


目的のページに行くまで2クリック以内、3秒以内
それ以上待たされるようだと、去ってしまう
金融機関は「自分たちは高級カラスミ」のように素晴らしい知識と経験を持っており、それをHPに記載しているのだから、読者の側が余分なクリック回数をして多少の待ち時間があっても読むハズだと勘違いをしている。
もしくは、そんな状態ではイケナイと思っていても、猛烈な努力で短時間で「
目的のページに行くまで2クリック以内、3秒以内」を実現する行動をしない

素晴らしい情報には、素晴らしいパッケージングが必要
同じような”素晴らしい”情報があふれているのが金融業界なのだから
同じようなモノが転がっているから、パッケージ勝負になる
素晴らしいパッケージ(=顧客目線のWebデザイン、読みたいと感じさせるデザイン)が最大級に重要なのだ


また、Webページのデザインは「スマホ第一」でなければならないと思っている。
ユーザーの70%以上がスマホで読むのであり、PCで読むのは金融人の同業界人なのだ。
しかし、ほとんどのHPはいまだにPC優先のまま放置されている。
それじゃイケナイと思っていても、非常に短期間で変える行動をしない
いまだに、変更に1年近くを要するような低速スピードで良いと思っている。

上記のような事を「それは理解していますという相手」を眼前に、春山は強力に要求した
だって私は真剣なのだから、やるならチャントやりたいのだ、具体的なデザインも提案した

さて、要求がいつ完成するか?
素晴らしいデザインは少し遅れるかもしれないが、連載は11月の終盤には始まる予定だ。
乞うご期待

2018年10月13日土曜日

下げ局面での買い出動を三分類(ファンクラブ、モリモリ、スマート)

中期、長期で上がってきた株が何かの拍子に下がり始める
下げ幅も3-4%ではなく、20ー50%以上という値幅を出す

そんな下げ局面で頻繁に出てくるチャートの形と、
その下げの局面で投資家が買い出動するパターンを分類しながら解説してみたい

1:下げの第一波動、その第一波動の終盤では出来高が急増する


2:ここまで下がれば買いだ、と思う投資家が買い出動するので、リバウンドする

3:しかし、当初の下げを裏付ける悪材料が強化されるような売り材料が出現して、下げの第二波動(②)に移行する
第二波動は高値で売り遅れた投資家に加え、反騰局面(A)で買った投資家の投げも加わるために、第一波動よりも急角度の下げになる

4:さすがにここまで下がれば買い、と判断した投資家が買い出動するので、リバウンド(B)するが、このころに始まる証券会社のアナリストの業績下方修正に不安になる投資家の売りが増加するので反騰は続かず、さらに下がる

5:上記の1,2,3,4のプロセスの結果、下記のようなチャートになる

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ファンクラブ
下がれば買いを入れる
さらに下がるとナンピンしてポジションを増やす
もっと下がると、また買う
しかし、大底のかなり手前で資金を使い果たしてしまう
こういう買い方をする投資家は「ファンクラブ的な投資家」だ



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モリモリ
大底をつけるまで観察する
その後、副抵抗線を抜けるのを買いサインと考えて買い出動する


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スマート
大底をつけ、副抵抗線を抜け、それでも観察を続ける
主抵抗線を上抜けるのを買いサインと考えて買い出動する


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最安値で買うのが、もっとも上手な投資家であるが、大底をピン・ポイントで当てるのは難易度が高いので、次善の策としてモリモリ、もしくはスマートを春山は推薦する


続く

2018年10月10日水曜日

分断が深まり中間が消えたUS

クリントン政権時代の1995年以降、共和党と民主党の政治的な隔たりは拡大した。
その引き金は、42年ぶりの下院の多数を奪い返した共和党のニート・ギングリッジ上院議長の「アメリカとの契約」という民主との政策の完全否定と予算成立を妨害して政府機関を閉鎖させる戦略だったと思う。

その後、ブッシュ政権、オバマ政権、トランプ政権と進むにつれて、アメリカの政治的な分断はますます深化した。
両党が主張する政策も中間的な妥協が消えて、白か黒かを選択する踏み絵的な状況に至っている。
前回大統領予備選挙における民主党サンダース候補(強いリベラル的分配主義、社会主義的な考え方)の健闘もそれを反映していたと思う

中間的な緩衝地帯が消えたことで、多少もミスがあっても、例えばトランプ大統領の場合だと、スキャンダルの暴露があったとしても「トランプは好きでないけど、民主党はもっと嫌」という状態になり、トランプ支持率はほとんど影響を受けない

下記は、Real Clear Politicsのトランプ支持率(President Trump Job Approval)だが、
暴露本が出た瞬間は支持率の低下がみられたが(青丸部分)あっという間に戻っている。



その背景は上述のような分断されて相手側に容易には寝返れることができない「深まった分断状態」だろう

この状態だと、現状が変わるには相当に大きなエネルギーが必要だし、変化した場合の政治社会のショック、政策変化、民心の変化なども大きく振れることになる

2018年10月3日水曜日

民主主義は仲間内主義、国境は超えられない

民主主義が定着する以前は、
金融危機に際しては、国家の資金を国際的な協調によってかき集めて秘密裏に処理した
民主主義と情報公開が定着した現代では、
他国の金融危機に際しては、民主主義の基盤である国内有権者が反対するので、「国家の資金を国際的な協調によってかき集めて秘密裏に・・・」は不可能だ


民主主義が定着する以前は
世界の経済規模が小さく、しかも実物経済の周辺を取り囲む金融商品は小さかった。金融危機に際しては、国家達が処理する規模は、国際的な協調によってかき集めて秘密裏に処理できる程度だった。
民主主義と情報公開が定着した現代では、
経済規模が大きく、しかも実物経済の周辺を取り囲む金融商品は実物経済の10倍以上にも膨れあがっている
金融危機に際しては、国家達が処理しなければならない金額は「手に負えないほどのモンスター」になってしまった。

金融危機が起こるたびに言及される「金本位制への復帰論」だが、
金本位制は、民主主義が定着する以前の王侯貴族の国際的な同質性(政治的、経済的、道義的)を基盤とする信頼関係(=名誉を守る)の上に成立していた。
だから金融危機に際しては、王侯貴族の国際協調が可能だった。

民主主義と情報公開が定着した現代の「分断された国民国家」では、
他国の金融危機に際しては、国内有権者は「国際的な同質性(政治的、経済的、道義的)の上に成立する信頼関係」を持っていないので協力しない

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2018年10月2日火曜日

大好きな本田総一郎に関するメモ +アルファ

私の大好きな本田宗一郎の言葉




SONY、 CANON、 そしてHONDA




本田宗一郎はこう言っていた・・・



2018年9月29日土曜日

読書メモ:政治、宗教、その歴史

短慮と憎悪に基づく意見は、常に最も粗野なシンボル(例:愛国心、かわいそう、もったいない)の助けを借りて大衆に訴える事が出来る。
節度ある意見は、感情的なものに比べ、大衆に対して、複雑で説明することが困難なような理由に基づいている。
特に個々の具体的な物事ではなく、「観念の世界」で大衆の支持を得る競争に際しては、節度ある意見は非常に不利な立場に立たされる。(by ジョージ・ケナン)

民主主義は、「行動を起こす=暖まる」までに時間がかかり過ぎる。

しかも一旦行動を起こすと適正限度を通り越して暴走する、沸騰した熱水が飛び散って回りが大火傷する。(by ジョージ・ケナン)

大衆の人気を得るために、大衆を扇動したり、憎悪、猜疑心および狭量の種を撒くこと自体が、犯罪である。これらは民主主義に対する裏切りの犯罪である。(by ジョージ・ケナン)


政治家、評論家、宣伝家(=メディア人)、、彼らは人気集めの能力によって生活している。もし沈黙を強要されたら、陸に上がった魚のように悶死してしまう。(by ジョージ・ケナン)
アメリカ外交50年史(https://www.amazon.co.jp/dp/4006000308/ref=tsm_1_fb_lk

日本人は、観念の世界で物事を思慮判断する能力が非常に低い民族である。(by キッシンジャー)

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百年戦争時代
イスラム教社会は、キリスト教世界が9世紀~13世紀に経験した「分裂、混乱、群雄割拠」の中世時代に突入したと判断している。
昨年来、中東&北アフリカ百年戦争時代と書いているのは、そういう意味だ。
下記は、2013年のブログで、多少の間違いはあるかもしれないが、参考にはなるかも
http://blog.livedoor.jp/okane_koneta/archives/51770339.html



一神教同士は決して妥協しない。
相手の神を認めないから、一神教たりえるのだ
宗教とは、まさに「それ自体が文化」である

お金、経済に関する争いなら妥協できる。要は、金で解決する、ということだ。
宗教や民族問題がからむと、妥協が困難だ。特に一神教が関係する争いでは、ほぼ妥協は不可能だ。
世の中、お金で解決できる問題は、簡単な事なんです。


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イスラム教の恐ろしいところは・・・・・
1:一人でもイスラム教徒がいる場所があれば、
2:その地の統治者に対して、「そのイスラム教徒がイスラム教徒として正しい宗教生活ができるように環境整備(モスク建設、ハラール食材の提供)」を
3:世界中のイスラム教徒が一団となって要求する義務がある
4:その地の統治者が要求をのまないなら
5:世界中のイスラム教徒が一団となって、武力で戦う義務がある
・・・・という過激な思想を、表立って誰も否定できないことだ

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現在の中東アフリカ100年戦争も、全員が疲れ果てるま
で続き、
もう疲れたという気持ちが、ようやく和平に向かわせるのだろう



国際秩序 byキッシンジャー
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4532169763/ref=oh_aui_detailpage_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

下の絵は、サン・バルテルミの虐殺(1572年)

パリ市内のユグノー(プロテスタント)が対立していたカトリック教徒によって多数殺害された時の絵
https://ja.wikipedia.org/wiki/サン・バルテルミの虐殺



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キリスト教、共産主義(特にマスクス経済学)、ピケティ理論
これら3者は、全部宗教だと思う。
3者とも、心のケアは可能だが、日々の生活という経済面をケアしてくれない。
3者とも、強い経済主体に寄生する、付加価値を生んでいる人から収奪する、という考え方で共通している。
3者とも、強い経済主体や付加価値を生んでいる人が消えると、自分も「生きらない」し、信者に「施せない」という根源的な欠陥を持っている。

まさに血税
これが封建社会



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政治制度に関する人類の歩み
16-17世紀は、キリスト教主義と戦った。
20世紀は、共産主義と戦った。
21世紀は、イスラム主義と戦うのだと思う。
べき論との戦いに、人類は最終的には勝ってきた
21世紀も、勝つだろう
結果を見ることは、春山にはできないだろうが


2018年9月28日金曜日

読書メモなど:中国の資本主義&民主主義 習近平の思い

中国は社会主義を近代化しようと努力していて資本主義になった。
共産主義と資本主義はイデオロギーとしては正反対だ。
共産党は存続の危機に際しては、資本主義をも含めたあらゆる事を受け入れ、実地に試す集団だ
https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%85%9A%E3%81%A8%E8%B3%87%E6%9C%AC%E4%B8%BB%E7%BE%A9-%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9/dp/482224945X


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2014年8月の「私は、鄧小平の後継者だ!」宣言に続き
これ(2015年11月)は重要なセレモニー!
これを契機に、政治経済が動き始めるだろう
https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/218009/112400023/



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政治局常務委員7人が全員出席し、習近平総書記自らが重要講話を発表した今回は破格の顕彰
胡耀邦が総書記を務めていた時代は(1980〜1987年)、中華人民共和国設立以来、現在に至るまでの時間の中で、「最も自由で、民主的な議論ができた時期だった」
胡耀邦は最後の最後まで鄧小平の意思や決定に忠実だった。胡耀邦を切り捨てないことには党内の安定と団結を保てないと判断する鄧小平に、胡耀邦は進んで手を差し伸べた。自らが犠牲になることで、共産党員としての責務を全うしようとしたのだ。そして、胡耀邦は、自由化や民主化を含めた政治路線をめぐっても、自らの掲げる理念と鄧小平のそれが相当程度異なることも早くから自覚していた


http://diamond.jp/articles/-/82071


春山の感想:習近平が胡耀邦の名誉復活に向けた動きを見せたが、天安門事件と共産党が「向き合う覚悟」があってのことだろう

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毛沢東の革命家としての神髄、ここにあり

自分以外の人間は、戦略的備蓄である by 毛沢東




https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E5%9B%9E%E6%83%B3%E9%8C%B2-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%EF%BC%88%E4%B8%8B%EF%BC%89-%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BBA%EF%BC%8E%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC/dp/4000238752/ref=sr_1_sc_1?s=books&ie=UTF8&qid=1354451129&sr=1-1-spell



民主主義 & 資本主義

民主主義 & 資本主義

キー・ワード_1
株主投票=資本主義、お金に比例した議決権
国民投票=民主主義、命一個につき、議決権一個

キー・ワード_2
あなたは、スキルで生きるか?
それとも資本に働かせて生きるか?

キー・ワード_3
巨大企業は、国家と対等の「市場参加者、取引相手、交渉当事者」
国家はホテル、企業はお客

キー・ワード_4
雇用の創出=「所得の発生&消費の発生」=税収の発生
人に対する格差設定が、これまで以上に必要になる社会・時代に先進国は突入している
機械や工場に格差を設定するのは簡単だが人に対する格差を設定するのはスムーズにはいかない。特に横並び意識が強いグループ、会社、、業界、国では
国や企業が、これから投資するのは、
(1)判断・創造、企画立案決定する人間と、
(2)それを支えるシステム

システムも人間も評価される

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

人口が減少すれば、人間の値段=賃金は上昇する。でも、全員ではない
情報武装で恩恵を得る仕事に従事している人間だけ
情報化のコストは下がり、使いやすくなった
今や情報化出来るか否かは、意欲の差
もし、移民で人口が増えれば、、、人間の平均値段は・・・・



同じことをするなら短時間でやった方が良いのが資本主義
資本主義は時間当たりの成果に比例した報酬が得られるシステムだから
一方、今日の仕事はこれしかないから、一日かけてのんびりやればよい・・・これは資本主義ではない
時間給労働者は、露骨に言えば「資本主義が利用する資源(時間当たり**円で借りる自動車と同じ)や原材料的地位に甘んずる」ことを意味する

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

各国で過去10年間で着実に増加したポピュリズムは、民意を確実に反映している。
民主主義は、誰でも一票だから、負け組が多数なら、負け組の意思が通る政権が生まれる。
高齢者が多数なら、高齢者の意思が通る政権が生まれる

不況の時代は、こういう過激なウップン晴らしが横行します。
腹が一杯になり、財布が分厚くなれば、人間は保守化します。
http://www.spiegel.de/international/world/protesters-angry-at-muhammad-film-store-german-embassy-in-suda-a-855890.html


~~~~~~~~~

民意(民度)が向上しないと民主主義は生まれない
政治的&経済的、民族的、主教的な相互妥協、社会負担、そういう社会的な合意が民意


下は、2018年7月23日日経朝刊


~~~~~~~~~ 民主主義には、指導力が必須である
現地に50年も住んでいるから、自信を持って書ける言葉だ
逆襲される文明 日本人へIV (文春新書)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4166611402/ref=oh_aui_detailpage_o03_s00?ie=UTF8&psc=1




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
仕事から見放された層
1: neither in work nor looking for
2: participation rates fell from 65.7% in 2009 to 62.8% in July 2015.
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/4dcb5c58-818d-11e5-8095-ed1a37d1e096.html#axzz3qTsNeh6d



働き続ける高齢者
先進国で必要な能力は、頭脳労働の能力、判断・決断・構想
高齢者のほうが有利かもしれない
Among prime-age Americans, the participation rate was among the weakest of the OECD nations at the end of 2014. 
Compared with the start of the current decade, only one major US age group has seen an increase in their labour force participation rate — the over-65s — and even there numbers have more or less flatlined after peaking in 2013.
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/ae71a322-81de-11e5-8095-ed1a37d1e096.html#axzz3qTsNeh6d



~~~~~~~~~~~~~~~~~

18世紀の英仏で起こった「市民革命」
産業化と都市化が相互に促進された。
市民とは、都市住民、、そして彼らが「国民」を意識した
農民は、市民革命が意味する「市民」ではなかった。
農民は聖職者や貴族が中心であった「中世」から、ほとんど変化が無かった

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一人一票の民主主義とは、こういうものだ。
It is difficult to condemn his populism without also condemning democracy
少数のエリートや有識者だけで構成されるのは、民主主義ではない
それは、エリート主義、
トランプは、他の共和党候補よりも、かなりマシな政策を主張している。
https://www.ft.com/content/181106fa-e211-11e5-8d9b-e88a2a889797#axzz42JRnz1HE



~~~~~~~~~~~~~

最後の橙色の枠内は、なるほど!!

社会主義は、
1:本来は、「人間の疎外からの解放や平等&公正といった資本主義との質的な相違」に優位を求めるものだった。
2:しかし、たまたま経済成長が良い時期があった事で、資本主義と経済競争をするようになった。
3:これは大局的には、社会主義の失敗戦略だった
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4124034288/ref=oh_aui_detailpage_o02_s00?ie=UTF8&psc=1

2018年9月25日火曜日

民主主義

< 民主主義とは、多様性の容認 >
相争う個人やグループの自己主張に「暗黙の限度が課される」こと、これを参加者全員が容認することで成立・維持される制度が民主主義
民主主義とは、元来このように「不自由との共生」が前提となってる
これは、自由が人間にもたらす重荷である
意見の異なる各党派が、相互に「適切な自制」を働かせないと、民主主義は機能しない、重大な政策を実施することが出来ない。
これが機能するためには、権限を持った調整役の存在が必要だ
権限とは強制力を伴わなければ実効性が担保されない。

完全なる自由&自己主張を自制して調和のとれた妥協を否定し、反対派に勝つことが、唯一の目的になった時、民主主義が必要とする結束力は失われる

< 民主主義と独裁主義は、合意形成プロセス違い >
合意形成のための説得、妥協を経て、多数決
合意形成努力は非効率的だが、これがあるのが民主主義で、絶対的に優れた何か(人、グループ、神、ドグマ)によって合意形努力を省略(時として効率的)して、他を(肉体的、精神的に)支配して合意を作り出す、または決定を実行するのが、独裁主義
強制・指導、・教育、これらは言葉は違えど、独裁主義下では、意味する内容は同じ
民主的/非民主的 : decision making processの手法・プロセスに相違点がある。
決定され、実行される政策は、同じであったり、異なったりする。

< 民主主義における独占&買収 >
資本は、お金を使って独占できる。株式会社が典型例
民主主義の根幹にある「投票権」は、お金を使う(=買収)には多すぎてコスト割れになる
暴力や恐怖を使って。、事実上の独占をする方が効率的
自分と自分の父親(北朝鮮を建国した金日成=キム・イルソン=氏)を神とあがめる個人崇拝を至る所に行き渡らせ、民衆を支配下に置き続けるために想像を絶するレベルの恐怖政治を進めた。

< 資本主義と独裁主義の共通点 >
資本主義は、効率性至上主義という単一のモノサシ[数字]が支配する世界
感情、思いやり、慈悲という「甘さ、遊び、ゆとり」を嫌う
時には、TVゲームのように、人権を無視し、異分子を抹殺する
独裁主義は、自らが最も優れていると思うがゆえに、他者を虫けらのように抹殺する、肉体的に、精神的に

< 独裁主義の典型、マルクスは何故、間違えたか? >
図書館で考えたから
現実世界の営み、人間の感情、欲望と恐怖の非合理性、これらを「ベキ論」で無視した
ベキ論は、研究室の純粋培養
現実世界は、雑菌がいっぱい
必要なデータが十分に得られていない段階で、「わかった、これでOK」と持ち出してくる計量分析派のモデルにも、そのDNAがあると思う

< アメリカの民主主義は、特殊な民主主義 >
アメリカのの民主主義が「最も正しい」という妥協なき考え方自体が非民主主義的である
民主主義は多様性を容認することを起点とする制度であり、絶対優越を起点に合意形努力を省略して他を支配して決定を実行するのは独裁主義であるからだ。
人権など道徳規範が前面に出て、善か悪かの二元論に陥りやすい点も、多様性の拒否、他神を排除するキリスト教(一神教)の範囲内の民主主義に過ぎない。
さらには、自分たちよりも劣ったもの(多くは非キリスト教民族)対しては、人権保護の対象外という考え方を所与とする事例も散見される。歴史的にも、アメリカ原住民から奪う行為も「神によって認められた行為」と正当化とされた。
これらの事実は「アメリカは"神によって選ばれた"世界の例外である(だから何をやっても神に許されている)という"例外外主義"」を生み出し、国家の「物資的な豊かさ」によって支えられた「道徳的優位」を世界に向かって主張する「宣教師」精神を生み出し、現在に至っている

< 衣食足りて、礼節を知る >
民主主義とは、ある意味「礼節」だ。
衣食足りていないと、「変な民主主義=ニセモノ民主主義」しか成立しない。
つまり、民主主義は余裕のある国や地域にのみ成立する制度だと言える

< 人間が実行する資本主義&民主主義 >
2007年のサブプライム崩壊、2008年のリーマン・ショックを経て、資本主義の堕落&暴走が叫ばれている。
資本主義は人間が実行している。
資本主義の堕落&暴走 = 人間の堕落&暴走
民主主義も人間が実行している。
人間の堕落&暴走が、民主主義をも堕落&暴走させてしまったことは当然の結果だ。
民主主義は、多様性の許容が基本になっているが、今や”多様性の許容”は「エゴイズム」に乗っ取られてしまった。

< 民主主義は単純多数決の世界だ >
能力主義でも、頑張っている度合いでも、税金を沢山払っている度合いでも、モラルの高低度合いでも、全て無関係の単純多数主義だ
資本主義が純粋で野蛮な資本主義から変質を迫られたように、純粋の(=単純多数の)民主主義も変質すると思う。

< 自由とは、勝ち取るものだった >
皇帝、王様、支配者、もしくは支配しようとするものと、戦い、交渉して、勝ち取るものだった。
勝ち取った自由は、「特権」と称された。
欧州における様々な歴史的な特権の多くは「勝ち取った自由」だった。
絶対主義王政時代、帝国主義時代には「特許状」なるものが出てきて「ビジネスの独占的な享受」が始まる。
これは「特許」であって「特権」ではない。
日本語では、細かな言葉の差かもしれない。
しかし、欧州では「特権」と「特許」は別世界のものだ


< 自動的に来ない民主主義 >
自由選挙をすれば「自動的」に「民主主義」がやってくると口角泡を飛ばす”エセ民主派”は、混乱を招くだけだ
中国では、「共産党ブラ下がり族=既得権益層」が形成されている。
資産家層、知識人層に広がっている。
だから、強力なトップ・ダウンでやらなければ、何も変わらない



< 欧米の民主主義は、市民革命によって生まれた >
市民革命の推進主体となったのは、都市の有産市民階級であり、ブルジョアジーと呼ばれた。
貴族や農民は、ブルジョアジーとは別だと認識されていた。
都市の有産市民階級が政治の主体であるとの認識は、今でも欧米の政治社会のDNAだと思う。
換言すれば、無産階級は無分別という考え方なのだろう。


< 社会とは相互依存&相互譲歩の絆である >
他者を利用し、他者に利用される、コミュニティである。
もちろん、利用の能力には各人で差がある。
だから、社会という利用のレバレッジの有効活用の結果には格差が生じる
日本も、中国も、そういう状況にある。
安倍首相と、習近平は、同じ努力をしていると、春山は思っている。

< 民主主義とは、参加主義 >
参加する者が決定する
生まれながらに参加権はある
行使するか、放棄するか、自由




< 近代化はあっても、民主化の無い国の方が多数 >
民主化が成立する国、、、例外的と考えれるのが妥当かもしれない

< 個人主義が発展しないと民主主義は成立しないようだ >
個人主義が発展するためには、それ相応の経済力を有権者が持つことが必要だ
経済力の無い個人全員が一気に有権者になれば、衆愚政治に陥りやすい
個人主義とは、社会的な責務を果たせる人間でなければ成立しない。
個人主義が発展し無い場合、全体主義、ファシズムに陥る

< 大きな経済成長が、大きな民主化をもたらすわけでは無い >
大きな民主主義があっても、大きな経済成長がもたらされるわけでは無い
統一した強力な国家と良い政治があれば、大きな経済成長がもたらされる


< 支配の正当性 >
被支配者が、支配者に正当性を与えるのは、国家建設と経済性成長による「恩恵の分配」による部分が大きいが、中国人は「お金、お金、お金」だから欧米よりも経済的分け前が正当性付与で重視される。経済的恩恵を与えた人間に対し「天命が与えられている」と判断する
現在の分け前 → 衣食住の「住」住宅不動産 + 社会サービス、年金医療
それゆえ、経済が低迷するとき、しかも被支配者の生活が困窮する状況では、支配者は他者、他思想に天命がありと被支配者が考えるのではないかという正当性の消滅に危機感を感じる。
現在の共産党一党独裁政権下では、共産党支配の正当性維持は重要だ。経済統計数値重視もしくは過大発表疑惑、4兆元の経済対策などの過敏反応は正当性消失への恐怖ゆえである
経済が弱めなら、分け前があまり増えないので、正当性を維持するために別の努力が必要になる
1:綱紀粛正、不正追放、(信頼性を得るためのパフォーマンス)
2:思想統制、密告制度、(恐怖政治)
3:対外強硬路線(強力な国家を作っているという国内向けの宣伝
4:海外を悪者にして不満を海外に向けさせる)

< その他 >
最初に民主主義が発展した英国では、「生活に困らない収入源を確保した”余裕のある”人間」が無給で政治を担当した。無給であり、自分は生活の不安が無い、という二個のファクターが「非堕落の民主主義」を発展させた。

21世紀とは、17世紀(東インド会社設立)以降の400年間に渡って欧米先進国に搾取された新興国(かつての後進国・発展途上国)が、独り立ちを始めた世紀だ、と後年位置づけられるだろう。


人口の圧倒的に多い彼らの経済成長は、物質の大量消費を意味し、その相場に沸いたのが21世紀の最初の10年だった、、、後から言うのは実に簡単だ

2018年9月24日月曜日

ロボット & 人間 & 心 2014年12月のセミナー・めも

ロボット & 人間 & 心 (2014年12月のセミナー・めも)

ロボットに対しての方が話しやすい、心を開きやすい、抵抗がない
何故:秘密を守ってくれるから?
子供がぬいぐるみに秘密をしゃべるのと同じ?

PC + センサー = スマホ
スマホ + アクチュエィター = ロボット

道具としての機械 : 必要な時だけ動かす
人といつも一緒にいる : ロボット
ロボットとは、情報を共有する

人間は、一度認識人間とは「想像でcommunicate」している。
相手が以前認識した「その人「」と厳重なチェックをせずに、同一だと判断して、会話する。
もしかしたら、オレオレ詐欺って、そういうことか・・・

自分の前にいて会話している「物体」が、人間か、アンドロイド(最先端のもの)か、
人間はいちいちチェックすることはしない、やればできるが、しない
究極的には、「そのモノを信じている」ということだろう。

考えるとは、心とは?
外部に表現されなければ、心ではない
1:アンドロイドの方が外部表現は上手だ、すでに
2:テレパシー、心の同期、は確かにある、感情移入も同じカテゴリー

完璧なアイドルは、アンドロイドでしか達成できない。
美しくなる、アイドルになる = 人間をやめること
お化粧やおしゃれは、非健康的、皮膚病、外反母趾、
アイドルは、トイレに行かない、疲れてグッタリした様子を見せない

ペッパーはロボットをあっという間に手に届くものにする
1:ゲーム
2:教育(特に語学)、子供はロボットを拒否しない
ロボットに対しては何度でも、恥ずかしくなく質問できる、回答できる

クラウドができたからこそ、ロボットが現実的に動けるようになった。
複座な処理は、クラウドで
学習したことは、クラウドを通じで全ロボットが学習。。。単純な教師は失業?

20年前、冷蔵庫や洗濯機がしゃべると「気味が悪い」と言われた。
今ではほとんどの家電がしゃべるようになった。
人間は、人間に近いものを好むのだ。
姿かたちが重要ではないのだ。

デパートで1万円のカシミアのセーターの販売をアンドロイドに担当させた。
人間の店員の2倍の販売をした。
ロボットは嘘つかない、アンドロイドの言うセールス・トークを素直に信じた。
人間の店員なら、売込みだという嫌悪感で話を素直に聞かない。
ロボットは疲れない、休まない、一日に40人接客した。
人間は、20人が限度

ソフトバンクのペッパー君は、19万8千円に大きな意味がある。
個人が買える値段だということだ。
PCも個人が買えるようになって、「コンピューターの使い方、楽しみ、効用」が急速に発見された。
ペッパー君によって、「ロボットの使い方、楽しみ、効用」が急速に発見されるだろう。
なお、ペッパー君の19.8万円の影響で、既存のロボットの価格は一瞬にして半額になった。
2014年にロボットが急速にメディアに露出するほどになったのは、認識技術(音声、顔、ジェスチャー)の精度が劇的に向上したからだ

ロボットが劇的に改善されたとはいえ、「3歳児レベル」であるのが現状
特に、「相手が何を要求しているか?」という要求の理解に関しては、お寒い状態だ

ロボットの有効な利用分野として、名人芸の記録がある。
落語家のネタを完璧に再現することは実現している。
VTRは2次元だ。
アンドロイドは三次元だ。

もうひとつのロボットの有効な利用分野として「介護」がある。
介護の最重要なコトは、会話だ。
会話が減ると人間はドンドン劣化する。
会話があれば、要介護になるリスクが減少する。



このシリーズの最初に書いた事だが、
ロボットは、何度でもいつまでも、話を聞いてくれる。
高齢者は、ロボットに対しては心を開く。

ロボットに対しての方が話しやすい、心を開きやすい、抵抗がない
何故:秘密を守ってくれるから?
子供がぬいぐるみに秘密をしゃべるのと同じ、ということだ。

ロボットやアンドロイドが人間に酷似している必要は全くない。
声と触感さえあれば、一般の人間は「ソレを人間」だと感じる。(実証実験済み)
我々がロボットやアンドロイドなどに、心を開くためには、その外見は人間の形をしていなくても良いのだ。



http://dutzche.tumblr.com/post/59728761951

読書メモ:情報の文明学

情報産業には2種類ある。
1:役に立つと思わせる、または実際役に立つ情報産業
2:直接間接の体験を通して心の満足を与える情報産業

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情報伝達は、
1:言語的シンボルで行う、まさに言葉
2:イメージ的シンボルで行う、絵文字・スタンプ、映像、音、匂い、
を使って行われる

天気予報は、もっとも古い情報産業だ。
この情報産業の発展によって、第一次産業(農業)も、第二次産業(工業)も発展が加速した。
現在のIT情報産業の時代は、農業も工業もさらに発展が加速する、巨大化する。

情報化社会、情報産業のそれ以前との違いは、「フィード・バック・システム」だ。
製品やサービスに対する評価が即時に生産量の増減や改良に反映される。
まさに人間の神経回路だ。

工業化の時代、物やサービスの独占を禁止する独占禁止法が出来た。
情報化の時代、情報の独占禁止法が出来るのか?

モノやサービスは露出し販売することの独占禁止だから、見える。
情報の独占禁止も、CMなど販売促進の禁止は容易だろう。
民心操縦のための情報操作は?
情報を見せない、囲い込むことは、独占?
工業社会の常識では無理な事が多い

京都は物量なんて気にしない。デザインです。
西陣と書くだけで値を上げる。大阪(沢山くれ!、安くしろ!)より、京都の方が情報産業的です。(大阪は、工業的)

ネクタイに、イタリア製ミラ・シェーンと書いてあるだけで数万円もする。これがまさに情報産業。
ちょっと情報を載せるだけで値段がワーっと上がる

人間は情報を得る事によって、次にとるべき行動を決める。
これが情報というモノのがもつ実用的な意味
だから、情報を入手しない人間は行動の数が少なく、変化が無い。

新たな情報手段を獲得した時、人間の情報発信能力、受信能力は飛躍的に拡大する。
言語を獲得した時、絵画能力を獲得した時、文字を獲得した時、電報・電話を獲得した時、電子メール・ブログ・SNSを獲得した時

人間の歴史において、すべての民族は言語を持っている。
しかし、全ての民族が文字を持っているわけではない。文字を持たない民族はたくさん存在する。
有文字社会においても、文字の読み書きができない人間は多く存在する。

文字が有意義に意味を持ち始めたのは2世紀の中国で紙が発明され、それが世界中に広がって以降の話だ。
人類にとって、文字情報の活用はまだまだ新しく、始まったはかりである

情報は個人の存在を超えて環境を形成している。
環境は文化になった。
文化は人間が作り出したものだが、個々の人間にとっては所与のモノ、つまり環境である。

個人は環境から自由になることはできない。
しかし、働きかけることができ、その働きかけの累積効果がさらなる環境としての文化を創造する。

文化とは、集団の共通の記憶のなかに蓄積された「情報の束」である。
誰かがつくったものであるにせよ、人間はそれから自由になることはできない。
我々は、そのなかで生きていくしかない。
人類における情報は、もはやそういう状況になったのだ。

進化とは可能性の展開だ。
可能性が確立された時、新しい展開が始まる。
印刷が発明された時に最初に聖書が印刷されたが、あっという間にありとあらゆるものが印刷された。
電信、電波が実用化された時、種種雑多、あらゆる情報がそれに乗った

モノづくり回帰、重視、が叫ばれる、この数年の日本
100年ほど前に農業国から工業国に変わるときに、「農業こそ日本国の礎」論が勃興した。
しかし、工業国日本、モノづくり日本に脱皮した。
昨今の「モノづくりこそ日本の礎」論は、情報産業国家へ脱皮する折り返し地点を通過した結果としての、「工業陣営からの悲痛な叫び」なのかもしれない

情報は、しばしば提供する側が金を負担する。
電報、電話、CM、手紙、ハガキ
支払っているのは、情報提供のための設備使用料である。

情報というものは、あってもなくてもよいものが大部分である。
情報は基本的には無益無害である。
ただ、そのうち少数の部分だけが、それを知っている人間に非常な利益をもたらすことがある。

空中戦銘柄

春山は投資に際して下記のように銘柄を分類する



分類しているのは、株価を形成する要因が異なるので、それに応じて売買判断の基準や考え方を変える必要があるからだ

単純循環、循環+新テーマ、パクパク成長、これらは常識で売買判断が可能だ
しかし、空中戦銘柄は一見非常識であっても「投資家がそれで踊っているなら、それを是と考える」という投資態度が必要になる

空中戦銘柄は、IPO直後のvaluation無視の状態に多く見られる。
また、上場後かなり経過していても、PERが100倍、200倍という状態までふけあがった時にも見らえるが、その背景は「投資家が大きすぎる夢を見ている状態」である

空中戦銘柄は、株価がそう動く(上がる/下がる)から、買う/売るというシンプルな関係を是認しなければならない。
だから、チャートが重要になる。
チャートがOKな間は買い続けられる。しかし、チャートが崩れれば脱兎のごとく逃げるしかない。
ファンダメンタルズ面では、売り上げの増加、サブスクリプションの増加、会員数の増加などは必要だ。


チャートで決まるという点では、本質的な価値の測定が不可能なものほど、チャートとニュースが重要になる。



株や債券よりも、為替は価値の測定が困難なので、チャートを重視すべきだし、ビットコインのような仮想通貨は、まさにチャートとニュースで99%決まっているように春山は思う。

空中戦銘柄は、投資家の夢を裏切らない売り上げの増加、サブスクリプションの増加、会員数の増加などが必須だ
それが切れた時には一気に暴落する

投資は義務ではない
自分の身の丈に応じてやれば良い
それが儲け続ける秘訣だ


読書メモ:皇帝フリードリッヒ二世の生涯


2014年11月3日
古代ローマとルネサンスの間に横たわる1000年間=中世
中世は、「ムスリム国家 > キリスト教国家」という時代
ゆえに(何故か)日本では歴史教育でも軽視される
特に新生ローマ帝国のことは、社会科でもほとんど教えてもらえない

2014年11月8日
夢を共有する
徹底的に信頼し、徹底的に任せる

2014年11月10日
剣は、抜かなければ効力はない、というものではない。
差してるだけでも、効力は十分に見込める。
これを現代では抑止力と言う。

2014年12月20日
耕作地から収穫される12分の一は税金と決められたが、新規の耕作地を開拓する際は、新耕作地に関しては、10年間は免罪された。
春山感想:起業後10年間は無税という「起業促進」政策だ。起業=雇用を生む(税収を生む)から、免税・減税はあっても良いだろう。

2014年12月21日
皇帝や王が他の人と異なるのは、地位では無く、より遠くを見透す能力と、より適切に対処する判断力である。

2014年12月21日
リーダーに必要な資質は、
1.力量
2.運
3.時代の要求に答える才能
と、マキャベリは言う

2014年12月24日
外交とは軍事を使わない戦闘だが、それが成功するのは「交渉相手が価値観を共有する」場合に限られる。
春山感想:宗教や民族が絡んだ紛争の背景には「価値観の相違」があるために、会議や交渉では解決できないのだ。

2014年12月24日
古代ローマの人口は、約200万人
中世ローマは、3万人
中世最大の都市パリは、12万人、2位がミラノで9万人弱
古代欧州は、ローマの中央集権統一国家
中世欧州は、地方分権の群雄割拠
古代ローマには、13本の水道
中世ローマでは、1本で事足りた

上巻:https://www.amazon.co.jp/gp/product/4103096373?psc=1&redirect=true&ref_=oh_aui_detailpage_o06_s00


下巻:https://www.amazon.co.jp/gp/product/4103096381?psc=1&redirect=true&ref_=oh_aui_detailpage_o00_s00

2014年12月20日 
秩序ある平和な国家を維持するためには「法治」だけでは片手落ちだ。
発展する経済が重要だ。
空腹に耐えられなくなれば、庶民は容易に暴徒化するものだ。
肉体的な暴徒だけでなく、思想的にも暴徒化する。

2014年12月20日
法治国家の実現を目指してメルフィ憲章作成に着手していたフリードリッヒには、キリスト教会を排斥する考えはなく、責任分担を明確にした上での共生だった。
しかし、それでは中世ではなくなる。キリスト教会が精神面だけでなく、日々の生活も律する(立法も行政も裁判もする)のが神の意志の実現であると信じて疑わなかったのが中世キリスト教会だった。
自分の考え方だけが正しいと信じている人に、別の新しい道を示すのは、中世に限らず、いつの世でも難事である。
春山感想:現在のムスリム国家のいくつかは、まさにキリスト教におくれること800年の中世イスラム教会という状況から抜け出していないと思われる。

2014年12月21日
平和とは、関係者全員が一堂に会して胸襟を開いて話し合えば実現できるものでは無い。
平和が実現するのは、「平和」の前に「平定」がなされた場合だ。関係者の一人が、他の全員に対して、軍事的にしろ他の何にしろ、圧倒的に優位に立った時だ。
恒久的な平和は、平定と言う段階を経た後で、初めて手を付けることができる。
春山感想:
平和とは秩序、秩序とは価値観
価値観は多様である。
それゆえ、関係者の一人の価値観が、他の全員の価値観に対して圧倒的に優位に立った時にのみ、平和が達成できる。

2014年12月24日 
常設軍事力の概念は古代ローマにはあったが、中世では消滅していた。
中世の戦争とは、王や諸侯に臣従の近いを立てた少数の騎士を除けば、兵士は必要な時にカネを払って集める(=傭兵)ものとされた。
この考えが決定的に変わるのはナポレオンの登場を待たねばならなかった。

2014年12月25日
最も成功する女の操縦法とは、隠さない、捨てない、不可能なことはできないが可能なことならばすべてやる、という普通のフェア・プレイしかないのだ。
ある人は、これを「正直」という言葉で表現している。「正直」に振舞われては、恨んだり怒ったりすることはできないではないか。
カエサルも、あちこちで愛人を造りながら、その誰からも恨まれなかったという、稀有な才能の持ち主だった。
カエサルも、相手が男の場合と違って、相手が女だと、常に正直に振舞った男だった。
女は月並みの男たちが考える程には、バカにできていないのだ。

2014年12月25日 
女にとって対処しやすいのは、何をやりたいかワカラナイで迷っている男よりも、彼がやりたい事がハッキリしている男の方だ。

2014年12月25日
11人もの女から、7人の男子と8人の女子を得たフリードリッヒだが、11人の誰一人も問題を起こさなかった。
ローマ法王に訴えたり、敵方の誰かと通じたり、息子を説き伏せて反父親の蜂起をさせたり、何も起こらなかった。
フリードリッヒは生涯を通じて、正妻も愛人も、隠さなかった。誰もが彼女らの存在を知っていたから、周知の事実では問題にするまでもなくなるから、スキャンダルにならなかった。

2014年12月29日
欧州の下水道のレベルや技術が、古代ローマ時代の水準を回復するのは、中世では起こらなかった。
古代ローマの技術は、イスラム世界に伝承され、それが1200年代になってイスラム経由で輸入される。

2014年12月29日
経済に限らず政治でも外交でも、永続を重視すれば現実的にならざるを得ない。
それには何よりも、正確な数字と、全体を把握するに必要な広い視野が求められる。

2014年12月29日
古代ローマ時代には存在したが、中世になって消えたもの
1:「市民」の概念
2:「法」の概念
どちらも実践的、実利的、フェア、合理的、という世界の産物
しかし、中世では、キリスト教という一神教が、人間の実生活に不都合、非合理な事を、「神の意思」、「不都合、非合理は、そう思うお前の神を信じる心が少ない証拠」と主張し、理不尽を押し付け、非聖職者がそれに反抗できなくなったからだ。

2014年12月31日
中世は、文字、文章が、非簡潔&非明快になった時代だ。
共通語であった古いラテン語による非簡潔&非明快な言い回しを解釈するスキルは聖職者など一部のものであった。
聖職者には都合が良かった。
彼らには、キリスト教を理解されるよりは信じてもらうほうが利益になり、都合が良かったのだ。
簡潔&明快な言葉で説明し理解してもらう、、これでは様々な矛盾を指摘されるので、困るのだった。

2015年1月2日 
人間が不安の虜になるのは、現に持っているものを失った時ではない。
いずれ失うのではないか、と思い始めた時である。(byマキャベリ)

2015年1月6日
聖職者とは、俗人以上に執念深いものだ。
春山の感想:さもなくば、あのような常識では信じられないような話を他人にしつこく話して、改宗などさせられない。また武器を持たないがゆえ、執念で対抗するしかないのだ。

2018年9月23日日曜日

春山ルール 44: 100万円ルール

個別株に投資する場合、非専業の個人投資家は4-6銘柄が適当だと思う
このことは、ブログにも書いているし、春山ゼミでも話している

分散が心配なら、インデックス・ファンドやETFを主たるポジションにすれば良い
個別銘柄は、1~2個で良いのだ



銘柄が多すぎる弊害は、下に書いたように
(1)時間的制約要因:数多くの銘柄を継続観察できない
(2)少額損失に無関心になる:一回飲み会をパスすれば損失は無かった事に・・・



なお、(2)の損失を無かった事にする心理的な逃げ、ゴマカシだが、
一般的な個人投資家の場合は・・・・
10%下がっても、1万円の損失なら心理的な逃げ、ゴマカシが可能だが
10%下がったら、10万円の損失なら心理的な逃げ、ゴマカシが不可能になる

だから、個別銘柄に投資するなら、1銘柄100万円をお勧めしている。
逃げもゴマカシもできない、という背水の陣になれば、投資は成功する確率が上昇する

100万円以上の損失じゃないと心理的な逃げ、ゴマカシができる、、そんな投資家の場合は、1銘柄1000万円以上をお勧めする