2018年2月12日月曜日

2018年2月調整は、bか? ③か?

2009年1月に始まった新メガ上昇トレンドは、、2018年2月に数年ぶりの調整を迎えている

これまでの大きな調整は
①南欧PIIGS危機と、②FRB利上げ開始ショックの2つあったが、前者は約3年間、後者は約1年間という長期間にわたって株式市場を軟調に陥れた



2013年には比較的短期間の調整局面(a)があった。
今回の調整が、③(長期間の調整)になるのか、b(短期関の調整)になるのかは、追加的な悪材料の出現の有無にかかっている。
2月11日現在では、それは出ていない。

2018年2月5日月曜日

金利上昇分の調整

業績動向や景気モメンタムに比べて、企業が借り入れる金利が低すぎることが、2009年以降の上昇相場を支えてきた

だから、
1:金利が上がると上昇率は鈍化する
2:マイルドに鈍化するのではなく、一旦はズルリと下がる、今回のように
今の下落相場は青線部分を演じている 毎度の事だが、相場は金利の上昇を無視して上がり続ける 今回は2015年~2017年の2年間の高い上昇率がオーバーラン部分だ その分を2018年1月終盤から2月に、ゴメンナサイしているのだ

2018年2月3日土曜日

金利上昇後には相場の落伍者が増える

短期金利はFRBの政策を信用しながら上昇を続けてきた
一方、長期金利は、
「US景気は弱い、腰折れする、金利は上がるはずがない」
という債券しか投資しないグループの1:希望や願いや、2:根強い債券購入などで低金利に抑え込まれていた。 しかし、2017年12月以降は、
「あー、もうダメ、景気は良い」 という債券投資家の白旗となって、急速の長期金利上昇を引き起こした 赤枠が現在の景気に対して、春山が適正と思う10年金利のレンジ(2.5%~3%)
期金利が上がると、金利負担に萎えられない企業が徐々に問題を起こす懸念が増え始め、信用コストの上昇が発生する。
下図の黄色線=信用コストが急上昇している
それに影響されて株(=緑線)も調整する。
金利上昇前・・・なんでも上がる 金利上昇後・・・それでも利益を淡々と増やし続ける企業の株しか上がらない 金利上昇には、そういう意味がある FRBの利上げは道半ばだ 2%までの利上げは視野に入っているだろう
2018年12月~2019年夏には、そこに到達するだろう

2018年2月1日木曜日

ブラックマンデー2018の事前計算

US株が短期の調整を挟みながらも快調に上昇している



2009年の1月の大底からのUS株のSP500指数は、前回相場(1982年8月~2017年10月までの上昇)と同じようなトレンドで上昇を続けている。


そろそろ暴落が・・・・という心配をする投資家もいる

似たような暴落は1987年に起きた。
経済や企業業績に問題はないものの投資家が慢心で株を買い上がり過ぎた結果、維持不可能な割高領域にまで株価が舞い上がったのだ

そのような割高領域とは2018年ではどのレベルだろうか?
春山の得意分野であるお絵かき予想をしてみた

SP500指数が、今後
2月=2900
3月=3000
4月=3100
5月=3200
という推移をすれば下記のようなチャートになる



これは2017年11月以降の上昇トレンドを伸ばすだけで到達するレベル
それを長期チャートに重ねると下図のようになる



11月以降のペースが5月まで継続すれば、お絵かき予想図的には1987年のブラックマンデーと同じような割高領域に到達する

一応、事前の頭の体操をしておこう、その日のために、、来ないとは思うが・・・