*** 2016年を考える_10 ***
第五部:日本株式の投資環境_1:長期政権
長期安定政権は、企業が長期的な計画を立案&実施するために必要だ。
政権がころころ変わり、そのたびの金融政策・経済政策が煩雑に変わるようでは、企業は安心して長期的な設備投資や採用増加に踏み切れない
安倍政権は、1980年代の中曽根政権、2000年代の小泉政権に並ぶ長期政権である。
国民の高い支持率を背景に、これまでの政権が実施できなかった政策を法制化し実施し始めている。
株価の大幅な回復は、これが起こる事を株式市場が予想した事にも起因している。