2024年2月20日火曜日

最高の投資方法は (5)法則を発見しない <その1>

株価は何によって決まるか?
それを解説する教科書には下記のような数式が出ている


ax + by + cz + ・・・= 株価

x,y,zは、株価を決めるファクター

a,b,cは、その割合、重要度

例えば、

55*業績予想 + 20*金利予想 + 8*為替レート予想 + ・・・・= 株価
みたいなイメージになる


最も大きなファクターが、主役
それ以外は、脇役

しかし、脇役の数は多すぎて、全てをリアル・タイムで数式に代入できるスピードでは把握できない
数値化できない脇役も多い


また、主役と脇役は入れ替わる時もある

a,b,cの大きさは、常時変動している


だから、例えば
2024年2月に、過去30年間のデータを分析して、「ax + by + cz + ・・・= 株価」のような式を算出できたとしても、

その式は、算出した瞬間から劣化を始め、時間が経過するほど無価値になっていく
過去データは、あたかもリアル・タイムで数式に代入できるスピードでは把握したように計算式に使えるが、将来データはリアル・タイムで数式に代入できるスピードでは把握できないので、得られた式は使い物にならない

過去数か月をじっくり観察して、市場で起こっている様々な事を眺めて、「そうか、株価はこうやって決まるのだ!」などと結論を出すのは無駄な行為だと春山は判断している

春山も過去に「ax + by + cz + ・・・= 株価」のような絶対的な式を算出しようと頑張ったこともあったが、徒労だという結論に達した

その詳細は次回に・・・
最高の投資方法:目次

2024年2月17日土曜日

最高の投資方法は (4)不安なものほどよく上がる

どっちの銘柄が今後の上昇率が高いのか?

銘柄Aは大丈夫そうだけど、銘柄Bは自信が無いなあ~、買うのは不安だなぁ~

そんな時、安心できる銘柄Aを買ってしまう事が多い
そして後日になって思い知るのは、「あれ~、銘柄Bの方が上がっている」という結果だ


この結果には、しっかりした理論的な背景がある

安心できるモノには高い値付けをする
不安なモノには安い値付けをする

それが人間の古今東西で変わらぬ行動パターンだ
不安なものを買って失敗するのは嫌だ
失敗は損失だ
失敗金額を減らしたい
失敗しそうなモノにはお金をあまり出したくない
だから、不安なモノは安い値付けになってしまうのだ


下図を見れば明白だが、銘柄A,銘柄Bが適正価格になる時、不安で安値に甘んじていた銘柄Bの方が上昇率が高い

株式の場合の安い値付けとは、

予想EPSが控えめ過ぎる予想になる、

PERが低く評価される

という状態になる


換言すれば、銘柄Bの株価を上昇させる原動力は、正しい業績に向かって予想EPSが上昇する事、および適正な水準に向かってPERが上昇する、という2個の推進エンジンが働くのだ

そして上記の考え方は、株と債券のリターンに関しても該当する

世界中の経済の教科書、投資の教科書に記載されていることは・・・

債券はリスクが小さいから、リターンも小さい
株式はリスクが大きいから、リターンも大きい

・・・・という事実だ
リスクを感じた人間は不安になる。そして、
不安なモノには安い値付けをする

その結果、両者のリターンは「株式>債券」という状況が永遠に続くのだ


次回に続く

目次:最高の投資方法は

目次:最高の投資方法は

1:一番上がる銘柄を買う

2:どうやって、その銘柄を見つける

3:知る、納得する、できる

4:不安なものほど良く上がる

5:

2024年2月16日金曜日

最高の投資手法は (3) 知る、納得する、できる

(1)一番上がる銘柄を買う

(2)どうやって、その銘柄を見つける

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投資に関して勉強しようと思って、本を読む、ネットで動画情報を視聴する、誰かに教えてもらう。

そこには著者の意見・考え方や手法が掲載されている。

それが自分にとって未知だったり、自分の認識や感覚と異なる場合、複数の反応パターンがある


あ)へーっ、そうなんだ、と賛同する

い)そうなのかな? 違和感を覚える

う)え~、違うと思うのだけど 反発心が出て著者に対して否定的な感情を持つ


上記3パターンは良い/悪いの問題ではない

そもそも、知ったからといって、自分が納得できるか否かは、別次元のものなのだ


普通の人間である投資家は自分の知識と経験によって脳内に保有しているBig Dataで、新たに入ってきた情報である著者の意見・考え方や手法の真偽を判定する

新情報が既存Big Dataで解釈可能であれば、正確な審議の判定ができる

しかし、新情報が既存Big Dataでは解釈不可能(=Data不足)であれば、人間投資家は感情で審議の判定をしようとする



自尊心が強かったり、新しいものを受け入れたくない性格の人間であれば、上記(う)のような反応をしてしまう

素直に新しいものを受け入れる性格の人間であれば、その人間投資家は上記(あ)のような反応をする


知ったからといって、自分が納得できるか否かは別だ

また、Dataの種類や量が増えると、既存Big Dataで解釈可能な新情報の割合が増加するので、より正確な審議の判定ができる

次回に続く


2024年2月8日木曜日

最高の投資方法は (2)どうやって、その銘柄を見つける

前回、 (1)一番上がる銘柄を買う、の続きです

では、一番上がる銘柄をどうやって見つけますか?

もう少し簡単にすれば、A,B,Cの三銘柄で今後の上昇率が高いのはどれ?低いのはどれ?

この段階で手が止まってしまう。未来を見通せる魔法の鏡を誰も持っていないからだ

本屋に行けば投資の指南書がたくさん並んでいる。

ネットにも、これが最高の*+*、という文章や動画が山ほど転がっている

投資で財を成した人の本も多数存在する


投資手法を理解することは簡単になった

しかし本当の問題点は「その素晴らしく儲かりそうな投資手法」を「私が実践できますか?」ということだ


AIを大規模コンピューターを使って・・・そんなの私には不可能
チャートのシグナルに従って数百銘柄を自動的に売買する・・・・そんなにチャートを常時見ていられない
日本の33業主すべての決算を分析して・・・個人のマンパワーじゃ無理

今現在の私にとってのベストな投資手法は、私が実践可能な投資手法(例えば、3種類)の中から選ぶしかない、という現実を認めなければならない


結局、私は何ができるの?
出来る範囲で、例えば3つの手法、三択の最善を実行するしかないのだ

続く・・・



2024年2月5日月曜日

最高の投資方法は(1)一番上がる銘柄を買う

 明日最も上がる株を前日引け値で買う事
それを1年連続できれば最高の投資

春山は短期投資を否定しない。短期投資を成功させ続ける能力の保持者は素晴らしいと思う


例えば、毎日1%上がる株を持っていれば、年間200営業日あるので、100万円が732万円になる。これが複利効果だ
2%なら、5248万円になる。猛烈な資産増加だ



毎週1%上がる株を持っていれば、年間50週あるので、100万円が164万円になる
2%なら269万円、3%なら438万円だ

毎月3%上がる株を持っていれ年間12か月で、100万円が143万円になる

上記のようなことを、あなたが実践できるかはあなたの能力次第だ
(次回へ続く)