2016年4月29日金曜日

初心者銘柄と中級者銘柄

初心者用銘柄とは・・・・
1:長期でbuy&holdすれば、満足できるリターンが得られる
2:買うタイミングにあまり悩まなくても良い
3:列挙された複数銘柄をパッケージ的に保有することを前提としている

中級者用銘柄とは・・・
1:保有期間に比例してリターンが単純に株価が上昇するわけではないが、上手に投資すれば大きなリターンを得られる可能性がある
2:株価のvolatilityが大きいので、売り買いのタイミングが重要
3:列挙された銘柄の中で、エントリー・ポイントが来た銘柄に投資するという個別ピックを前提としている

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中級者とは?
1:売買タイミングの判断を他人に依存しない
今から買っても、まだ大丈夫ですか?と、質問しない
2:企業情報を自分で入手する習慣が身についている
投資スキルが中級になれば、上記のようなことはしなくなります


2016年4月28日木曜日

春山ルール5 : 不正を働いた企業には投資しない

2016年4月の三度目(私の記憶の範囲)の不正が発覚した三菱自動車をはじめ、毎年様々な不正が報道される。

私は不正を働いた会社には投資しない。
不幸にも保有していたら、即刻手放す。

不正を働くのは人間だが、その背景は
1:経営者の人格
2:会社の社風
であり、それは簡単には変わらない

反省します、という言葉は裏腹に、また不正をする。
不正=ズル、、一回手を染めるとやめられない。
真面目に苦労するよりも、何も知らないヤツラにウソををついてやりすごす。
こんなに楽なことはない。
いったん楽をして濡れ手に粟の金を手にした人間は、真面目になれない。


なかには例外もある。
社長が変わって、関係者を全員追放して・・・
私はそれができた例を日本企業では、私は知らない。

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これまの4個は・・・
1:
Q連続でダメ決算なら離脱する
2:6か月待て
3:
PERは60倍が限度
パフォーマンスの足を引っ張るのは「後ろ髪」銘柄
  

2016年4月25日月曜日

春山ルール4 : パフォーマンスの足を引っ張るのは「後ろ髪」銘柄

投資で損失を拡大させ、その後の判断を狂わせ、投資行動を悪循環に引き入れる。
それが後ろ髪銘柄だ。

色々と考えて、よし!これに決めたと思って投資する。
思惑取りに短期間は上がったものの、何故かその後ズルズルと下がる。

相場が堅調な日にはついていけず、少ししか上がらない。
相場が軟調な日には大幅に下がる。
そんなこんなで結構な含み損になる。

売るには悔しい、かといってポジションを増やすガッツもない
そんな日が結構な期間続くと、気持ちも滅入ってしまう。
なんで自分の投資した銘柄だけがダメなのか、嫌になってしまう。
気持ちが滅入って、素直な投資判断が徐々に困難になる。

それが後ろ髪銘柄だ。
後ろ髪ウイルスが健全な投資マインドを蝕んで、投資判断をどんどん狂わせていく。
そして、切るに切れない後ろ髪はどんどん太くなる。
理論整然と間違えた時ほど、後ろ髪はより太くなり、断ち切れない
 
株なんて、世界中に有り余るほど転がっている。
最安値で売ろうが、底をたたこうが、後ろ髪銘柄を切り捨てたほうが良い。
後ろ髪銘柄はあなたを蝕むウイルスなのだから。

2016年4月23日土曜日

春山ルール3 : PERは60倍が限度

投資のルールの多くは、損失防止のためにある

投資の目的は、資産を増やすこと
損をしないことは、増やすことと表裏一体的に重要
損失を防ぐには、「不得意な土俵で勝負をしない」ことだ。
得意な土俵では、高い勝率になる。
不得意なフィールドでは、実力を発揮できない。

PERが60倍を越えるような銘柄は、短期トレーダー中心となって空中戦を演じていることが多いと思う。
私は短期トレーディングが不得意なので、空中戦には参加しない。

不得意分野の空中戦に参加しないという意味で、
PER60倍を越える銘柄は投資対象にしないのだ。

中には例外もあって、年率40%成長を3-4年継続できるような
PER60倍にふさわしい会社もあるので、それは別扱いだ。
その判定はちゃんと調べれば把握できる。


2016年4月22日金曜日

春山ルール2 : 6ケ月待て

これ良いかも!と思ってから、6ケ月待て

これまでの自分には未知の分野、新領域に投資する時は、調査が必要だ。
1:何故、それが儲かる投資テーマなのか?
2:数ある同業他社の中で、何故その会社が良いのか?
3:その会社に投資するとして、今の株価が魅力的なのか?

 以上のようなことを理解して、体が自動的に反応できるようになったら、投資開始だ。


私の場合は
1:あれ、このテーマは面白いかも、と感じる
2:本、ネット、セミナーで勉強する
3:個別企業のニュースをチェックする
4:株価と収益予想、チャートの流れを把握する
という流れが完了するまでに、過去の経験では約6か月かかった。

もっと集中して熱心にやれば、1-2か月で完了するかもしれないが、多種多様なことに手を付けて同時並行で進める怠惰な性格の春山なので、なかなか非効率から脱却言できないのです。

皆様は、1-2か月で完了してください。
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春山ルール1 : 2Q連続でダメ決算、失望決算なら離脱する

Q連続でダメ決算、失望決算なら離脱する」というのは、成長株に当てはまるルールだと思う。

一回ミスした程度では、ダメな状態が一時的な要因なのか、もう少し続く悪化トレンドなのかを判定できない。
だから、下がった所をチャンスだと思って買ってくる投資家もいるので、株価は持ち直すことが多い。

しかし、2回連続ミスすれば、「やはりダメなのね」と判断する投資家が増加する。
それでも鈍感な投資家は「下がった、じゃあ買い!」というオーダーを入れるかもしれないが、一回目のミスの時よりも買いのオーダーは減るので、株価の戻りは鈍い

だから、1:現金化して頭を冷やすか、2:買いたかったけど資金がなかったので我慢していた銘柄があるなら、それに乗り換えた方が良い。
私の場合は、そういう事が多かった。

ルール
No.2は、半年待て!です、、後で書くかも
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2016年4月19日火曜日

記録を残して成果を測定するのは恥ずかしいが、成長の糧になる

投資判断の理由を記録に残す
そして、一定期間経過後に見直す

「記録という過去の自分」が 、判断の不正確さ、間違いなど様々なことを指摘する。

間違いを指摘されるのは恥ずかしい
誰しも辱めを受けることは、嫌なことだ

他人に指摘されると条件反射的に反発したり、その場しのぎの言い訳をする
しかし、自分に指摘されるなら、自己嫌悪で少々悩むかもしれないが、次第に反省と熟慮が訪れ、ゆっくりと成長するだろう

2016年4月15日金曜日

時間の試練を耐え抜いた記事

今日昼に六本木ヒルズのグーグルに行って、色々話した。

記事の価値、信頼性みたいな話題になった。
良い記事は沢山リンクされる、多く引用される、というグーグルが採用しているページランクの考え方の話になった。

それに対して春山は、
「3年前の記事なのに、今年リンクが張られる」というように、今日張られたリンクが複数あったときに「リンク先の記事が古いほどリンク先のポイントを高く評価すべきだ
と話した。

時間という試練に耐えて、今日でも生きている記事、読む価値があると認識される記事は「価値が高い」と春山は考えているからだ。

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2016年4月12日火曜日

Big Data & AI & Deep Learningで、エセ指南役やエセ評論家の化けがはがれる

インターネットが生まれ、グーグルによって検索が万人に解放された時、一定割合の指南役や評論家のいい加減さが露呈した。
淘汰されたエセ指南役やエセ評論家は、ちゃんと調べずに「こういうもんですよ的な発言」をしていたからだ

2010年代になり、Big Data & Ai & Deep Learningの実用化が急速に進みそうな気配だ。
ふたたび、ちゃんと調べずに「こういうもんですよ的な」事で他人からフィーを得て生きているエセ指南役やエセ評論家は淘汰されるだろう

ちゃんと頑張るしか生き残れない

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2016年4月10日日曜日

AIは投資スキルの向上に有用

投資は、将来を予想する作業だ
予想は過去の事実を分析し、そこから結論を導き出す作業

人間の脳は限られた時間で結論を得るために、「可能性のすべてをチェックして最善解を見つける」ようなことはしない。
過去の経験などをベースに「これは無駄だ、無効だ、意味がない」と推定して、多くの選択肢を切り捨てている。

AIを使えば、人間が切り捨ててしまう部分までも、時間をかけて(コンピューターは眠る必要がないから)分析して、有効な選択肢を抽出してくれるだろう。

仮に、最終判断は人間が行うとしても、これまでは切り捨てられた部分にも光を当てることで、良い投資成果を獲得する手段、手法などの選択肢が増えると思う。

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2016年4月9日土曜日

高級政治家は、税金を払わない歴史

王様、貴族、軍人、聖職者、、、歴史を学べば、彼らは税金を払っていないことが多い。

彼らは、農民、商工業者のために働いているのだから、彼らの働くための費用(軍事費、統治費、聖職行為の費用と生活費)は、農民、商工業者が負担(=税金)すべきであると考えられていたからだ。

その後、軍事費が多大になり、税収では足らなくなった。
税収不足を補うために、官職を高額で民間人に売却する制度(=売官制度)が始まった。
官職を得た者(=富裕な商工業者、金融業者)は税金を払わない側に回ったので、一時的な売官代金の後は、長期的にはますます税収が減少した。

売官制度は、発想としては、今でいう民営化であろう。

そういう視点でこの記事を読めば、歴史は脈々と続いていると納得してしまう。



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2016年4月7日木曜日

高い好奇心が、成長エンジン

株式投資は、特に個別株投資は、対象物に興味を持たないと、正しく判断し正しく行動できない

好きこそ物の上手なれと言うが、興味を持って対象物に接し、好奇心を高く維持して対象物を探求すると、その分野に関しては一流の見識を持てる

そのような態度は、投資家としてのスキル・レベルにも該当する。

1:資産運用に興味を持った状態
=投資家の世界の「ドアの前に立っている」状態

2:資産運用に関する勉強を少しかじった状態、言われるままに数個の投資をした状態、経験3年以下
=初心者、または三流レベル

3:それなりに色々と勉強したが、ところどころ消化不良がある。それでも自分で考えながら選別しながら投資している状態、経験3年以上
=中級者、または二流レベル

4:しっかりと勉強し、しっかりと理解した。不得意分野には手を出さず、自分にフィットする手法や投資対象の範囲内で投資活動を続けている、経験5年以上
=上級者、または一流、ただし中と上の境は単純に経験年数では超えられない。高い好奇心を維持して精進すれば超えられる。