2023年1月5日木曜日

「読む本」を見つけるための「聴く本、Audible」

読む本は、目で読む、声を出して読む

聴く本は、目で読めない、声を出して読めない


目で読んだり、声を出して読む時、その前後の文章を俯瞰した「全体」と今読んでいる文章である「部分」を同時に相互認識&相互比較しながら本を読んでいる
それができるのは、自分の理解のスピードに応じて読む速度を自在に変化させられるからだ。その変化は理解の速さや正確さに応じて無意識でなされている


一方、聴く本はTVやラジオのようにpushされる音声を受け身で聴いている
理解が不十分でも次へ次へと進んでいく傾向が強くなる
Audibleは途中で止めたり30秒刻みで戻ったり、速度を変化させることはできるが、現実的にはラジオの視聴のように受け身で聴く場合が9割以上になってしまう

だから、Audibleはその本をしっかり理解する姿勢で聴くよりも、とにもかくにも聴いてみて面白いのか、有用なのか、を感じれば良いと思う

面白ければ、有用だと思えば、その筆者の別の本も聴いてみる、というプロセスになる

そして、これは!と感じれば、紙の本を購入してしっかり理解する読み方をする、線を引く、声を出して読む(特に英文の場合)、というプロセスになる


読書するための本に出合うためのAudible、だと春山は考えている

2023年1月2日月曜日

一歩でも前進すれば良いのです

 2022年の市場を振り返ると下図のような状況だ

このような状況では損をしないことが重要だ
1:マイナスを回避できれば、100点
2:年初に定めた目標を達成できば、200点

と判断するのが妥当だろう


春山は、今回は高い所で売れなかった。

米国株5銘柄という年初の状況から、年末には米国株3銘柄+日本株2銘柄というポジションに変更することはあっても、年間を通じてフルポジションを維持したので、苦しかった

ドルの高値圏で日本株にシフトして、ドル高の恩恵の一定部分をポケットに入れ、2023年に向かって恩恵を受ける日本を購入したり、そんなやりくりでマイナスを回避し、多少のプラス・リターンを確保できた。

2023年は昨年よりは良い年になるだろうが、年の前半は懸念が払しょく出来ずに暗中模索という不安感の方が強いだろう。
それは、安く買える株がゴロゴロしているという事でもある

特に米国株式は、大統領サイクルの統計では、冴えない2年目から好調な3年目になるのが2023年だ

一寸先は光だ!

そう思う正月の春山です