2024年2月26日月曜日

最高の投資方法は (8)買いは単純、売りは複雑

買いは、新規にポジションを立てるものだ

儲けたい、この銘柄は値上がりするだろう、じゃあ買おう!・・・という希望と欲望に沿ったシンプルな判断と行動だ
(捕らぬ狸の皮算用、とも言えるけどね)


それに比べると、売りは複雑
売りの背景、引き金、理由、それらは複数ある

中でも「買った株の不満足な現状」は投資家を悩みや葛藤を含む複雑怪奇心理状態に陥れ、色々ともがいた挙句に売ろうという判断・行動になっていくプロセスだ


何故、その株を売却したのか・・・

1:儲かったから、profit taking

これは「買った株の満足な現状」だから、詳細は省略です

2:儲かると思って買ったけど、その後の動きがモッサリしていて、思ったほど大幅には上がらない、もっと上がる銘柄に乗り換えたい

3:儲かると思って買ったけど、ウダウダで待てど暮らせど横ばいだ、ガッカリした、もうこの株を持っているのは嫌だ

4:儲かると思って買ったけど、大幅に下落した。下げが止まらない、もうダメだ、我慢ができない、どこまで下がるの?、逃げ出しだ!

・・・・こんな理由で株を売るのだが、
1と2は、株価が上昇して利益が出ている状態での売りだ。

とはいえ、1は嬉しい売り2はイライラ売り

3と4は、株価が下落して損失が出ている状態での売りだが、3は、ガッカリ売りの現金化売り、4は、パニック売りの現金化の売りだ


1は、平常心での売り

2、3、4は,イライラ、ガッカリ、パニックという平常心を失した状態での売り


上記のように、単純な買いと複雑な売りという両者が市場でぶつかり合って、毎秒売買が成立している

だから、株の売買に関して、「安いから買う、高いから売る」、という単純で対等な紐付けや対比ができない

だから、どんな事になるのか、、などの詳細は次回に続く
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