2017年4月4日火曜日

国際政治は有事においては、市場をケアしない

4月4日時点では、頭の体操だが・・・

有事の時ほど、市場との対話が消える
軍事行動の秘密保持が最重要事項なので、知らぬ存ぜぬが必要になる

したがって、有事になるほど市場には判断に足りる情報が減る

市場関係者(証券会社、投資顧問)は懸念はするが、有事判断はしない
自分の首を絞める(=残高流出)ことになるからだ

北朝鮮の最善手は、緊張を高めること、ミサイル技術進歩と発射実験
最悪手は、ミサイルの日韓(=東京&ソウル)への実戦発射
窮鼠猫を噛めるが、直後に虎に殺されるからだ
猫=日韓、虎=米中

だから、99%の確率で実戦発射はしない
しかし、緊張度合いは上下動し、市場は反応する
1%の確率は否定できない。

米中の最善手は、米中がコントロールできる緊張の維持
最悪手は、コントロール不能化

セカンド・ベストは、北朝鮮が
ミサイルを日韓へ実戦発射するもハズレる、もしくは東京やソウルを外れた場所に着弾し軽微な被害に留まること
有事処理後に、
北と韓国&日本を、これまで以上に米中のコントロール下に置けるようになるから


遠くの戦争は買い、近くの戦争は売り、、この格言を適応すれば、
緊張が増加するフェイズでは、米国>中国>日本
>韓国
緊張が緩和するフェイズでは、韓国>日本>中国>米国