2017年10月16日月曜日

春山ルール_42:なんとなくを捨てる

その会社の商品やサービスに関する記事を読んだ時に起こる事だが、
なんとなく良いと思ったので、その会社の株を買う

(1)「そして、その後なんとなく商品やサービスが悪いと思うようになったので売った
これは一応対応関係が明確だ、損得の結果は別にして

(2)しかし多くの場合買った直後から、買う前には見てもいなかった日々の値動きを追うようになる。刻々と変化するチャートの上下動に一喜一憂するようになる
挙句の果ては、買った理由に対応しない「値動きという理由」で売ってしまう

投資理由が明確でない時には、こういう事が頻繁に起こる
多くの場合は損失を発生させる。
中級者になるまでは、買いの理由から「なんとなくを捨てる」ことがパフォーマンス向上に有効だと春山は考えている。

様々な経験を積んで上達したら、なんとなくを復活させよう!
知識と経験に裏打ちされた”なんとなく”は「確率の高い胸騒ぎ」だ。

低レベルのなんとなくは、一番最近見たモノに新鮮さを感じる条件反射に過ぎない。
その後に別のモノを見た瞬間に「その直前のなんとなく」に対して感じた胸のときめきは賞味期限切れになっている。
そんな条件反射のなんとなくを理由に投資をしていたら財産消滅一直線へ突き進むことになるだろう。


関連する過去記事1:定点観測の意味
関連する過去記事2:投資ストーリー

0 件のコメント:

コメントを投稿