2023年6月18日日曜日

PERの決まり方_3 : 将来性、賞味期限の長さ、天井の高さ

 前回ブログで、

業績の伸びが高く、その伸び率が安定してれば、PERは非常に高くなる

業績の伸びが低く、その伸び率が不安定なら、PERは非常に低くなる

・・・と書いたが、PERに関してもう一個重要なファクターがある。

それは、ビジネスの将来性、その投資テーマの賞味期限の長さ、顧客やユーザーの最大値(=天井の高さ)というファクターだ


A社とB社の増益率が同じ15%であっても、

A社のビジネスは100年以上も前からあるようなビジネスで産業としては成熟している、例:鉄鋼・自動車、と投資家が認識している

B社のビジネスは新しいテクノロジー関連のビジネスで未来が限りなく広がっている、例:1990年代以降のIT産業、と投資家が認識している

このような場合は、増益率が15%同じであっても、PERはB > Aとなる

その理由は、A社の15%増益の持続性は低いが、B社の15%増益の持続性は高く、しかも20%もしくは30%にまで上昇する可能性があると考えるからだ






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