2013年8月18日日曜日

株と心

儲けようと思って株を買う。
誰でもそうだ。
その時、心は大きく揺れ動く。

< 現金は心の自由 >
現金を持っている時は、どの株に投資するか、現金のままにするか、100%の自由を持っている。
自由とは、選択の自由、この自由は迷いと隣り合わせだ。決められない迷い、たじろぎだ。

多くの人は決められない。
失敗を恐れるからだ。
現金を持っている限り、財産の金額は減らない。
100万円財産が増える喜びの量よりも、100万円減る痛みの方が、数倍大きいのが一般人だ。

< 現金を株に変えると、強欲と不安 >
意を決して現金を株に投ずる。
投ずる直前までは、この株なら儲かるだろうと思っている。
色々考えた末に下した判断だからだ。

しかし、現金が株に変わった瞬間に、自信は急速に薄らいでいく。
現金を保有していた時に持っていた「自由な心、選択の自由」を失ったからだ。
代わりに得たものは、自分の選択に対する自信の揺らぎ、不安感だ。
その他の選択肢を捨ててしまったことに対する未練だ。
何もかもが不安に変わる。買った翌日に株価が下がろうものなら、何と馬鹿な決断をしたのだろうと後悔にさいなまれる。

反面、購入後に株価は上がれば、自信満々で自分は株の天才だと思う。
強欲と自己への過大評価は表裏一体であることには気づかない。

このような心の変化は誰にでも起こる普通の出来事だ。
よほどの鈍感か、百戦練磨で心の変化を乗り越えたか、どちらかでない限り、99%の投資家の心は上記のように変化する。

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