2013年8月22日木曜日

判断力を鍛える

相場になかなか乗れない。
良い投資チャンスを見つけてその株を買っても、少し上がったらすぐに売ってしまい、その後の長い株価の上昇を取り損ねる。
これらは将来展望に関する判断ミスがもたらした残念な結果だ

そもそも、
1:将来展望を考えたか?
2:どんな推移をたどるかに関して、一定の結論(将来展望判断)を保持したか?
3:それを随時チェックしているか?
・・・・という投資に必須のプロセスを実行しない人が多い。

単なる当てずっぽうや、その場の雰囲気で、買ったり売ったりする人が過半数を占めている。
これが投資家の全体像である。
だから、少しでも上記プロセスを実行すれば、勝率は徐々に上昇し、勝ち組になれる。

将来展望は、投資家自信の判断結果である。
当たる時もあり、ハズレる時もある。

その判断力は、その企業に関する情報にとどまらず、いわゆる雑学や常識を含めた多くの知識や経験をバック・ボーンしている。
投資の世界は、知識と経験が物を言う。
鉛筆を転がすのとは別世界のリスク・テイク・ビジネスだ。

判断力を鍛えるには、
1:議論しろ!
2:会話しろ!
3:文章を読め!
、という基本動作の実践が有効だ。

判断力(最終判断)のベースとして、考える力(複数の思考をする、ケースの想定)が必要だ。
考えるとは、人間の場合は、言葉で考える事である。
言葉を使わずに考える、という行為は成立しない。

判断力を鍛えるとは、考える力を鍛えることだが、考える力を鍛えるには、豊富な言葉を上手に効果的に正しく使いこなすことが必要になる。
だから、議論し、会話し、文章を読む、という基本動作の量と質を高めることが望ましいのだ。

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