働いて金を稼いで、豊かな生活を目指す。
同じ働くなら、一人ではなく多数の人間を組織化してビジネスを遂行する会社を経営したほうが良い。
その究極は、国家を経営する19世紀まで地球上に多く存在した王様だった。
民主主義が標準的な考え方になった現代社会では、専制君主、王様にはなれない。
その代り、誰だって一国一城の会社の社長にはなれる。
金が無くたって、信用があれば、お金は貸してもらえる。
ただし、会社経営の能力は必要だ。
読み書きそろばん、コンピュータ・プログラム作成、スポーツ選手、芸能タレント、すべて誰でもチャレンジできるが、成功するには能力が必要だ。
さて私には、会社を経営する能力は無い。
自分の性格から考えて向いていないと判断しているし、ダメだよ、やめといた方が良いとアドバイスされたこともある。
会社経営はできないかもしれないが、素晴らしい会社の経営に共感することは、私にもできる。
共感して、その会社の株式を保有すれば、その素晴らしい経営者が創造する利益のおこぼれにあずかることができる。
経営者が一番の金持ちになれるが、株式投資を通じて、その経営者が私をいくばくかリッチにしてくれる。
これこそ、私が株式投資をする本来的な理由である。