2018年7月26日木曜日

facebook : 超短期投機家などの目先筋の反動投げ

7月24日決算は、Cambridge Analyticaのユーザーデータの不正使用発覚以降に懸念された業績モメンタムの低下が顕在化した恰好
発覚後の2月~3月は、懸念でジリジリ下げ+ドッカン下げと続き、▼24%の下げを被った

24日の引け後の決算発表で、将来業績の鈍化をCFOが発言したことをきっかけに、▼20%の下落になっている
大幅な下げになった背景には、超短期投機家などの目先筋が直前で結構なvolumeを買った(最初のチャートの橙色丸)ことの反動投げだろう。
不正撲滅にかかる人員増加、費用の増加、 不正利用を前提とした企業の撤退 (=不正利用は、低コストで大きな利益が得られるから美味しいビジネスですから、悪徳企業が群がるのです。FBは実施しましたが、ユーザーデータの利用規定を厳しく改定していないSNS企業には沢山の悪徳企業がこれまで以上に群がっていると推定できます) これらの悪影響は次回決算まで続くだろう 決算内容は、 売上は132.3(予:133.3)億ドル 純利益は51.1億ドル 広告売上に占めるモバイル比率はおよそ91%で、前年同期のおよそ87%から上昇 稼働会員数は、月次会員が前年比+11%の22.3(予:22.5)億人、日次会員が同+11%の14.7(予:14.8)億人 ユーザー1人当たりの収入(ARPU)は前年比+26%の5.97ドル 営業利益率は44%(前年同期は47%) 設備投資額は前年比2.4倍の34.6億ドル。

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