2017年11月25日土曜日

富裕層がけん引する経済ファクターが増える

消費税のアップだが、消費税は経費で落とすなどという節税策ができない
だから、消費税アップは消費金額の大きな富裕層を直撃する。
一般人は消費金額がそもそも少ないのでダメージは限定される
(富裕層とは、リスク資産を20億円以上保有する人と定義するのが、2017年現在では適当だ)

一方、経済成長はリスク資産(株や不動産)の価格を上昇させる
富裕層は、より多くのリスク資産を保有しているのでメリットが大きい
一般人は保有するリスク資産の保有金額がそもそも少ないので恩恵は限定される

経済が成長している時の消費税アップは、富裕層と一般人でチャラ(損得相殺される)だろう。

しかし、
心理部分は異なる
一般人は消費税アップをよりネガティブにとらえる
また経済成長に関しても、富裕層だけが・・・というやっかみを持つ
 

一般人の初期反応は「縮こまり」だ。
過剰な防衛的な生活に走る
中期から後期になれば、今度は分不相応な消費に走るようになる
普段から消費になれていないので、過剰に高級なもの、過剰に高価なものを購入するようになる。
こういう時は世間が「浮かれ」状態になる。

今はまだ、初期段階を脱していないと思う。
だから、当面は富裕層の消費が経済をけん引する構造が強まる
だろう。
  

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