2019年4月28日日曜日

日経平均のPERの変化、その背景(1)予想利益の前年比

株価は予想利益の何倍まで評価するか(=PER)で決まる
PERは何に反応して上下動しているか

経営者の考える将来が、明るいか?暗いか?に反応して上下動している

それは当然だが、それを何で知ることができるのだろう?
企業経営者が今年の業績を予想して発表する
それがどう変化しているか(例:前年との比較)を知れば良いだろう。

それは誰でも無料で知ることができる
日経平均プロフィルのアーカイブ(https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/data?list=per
そこに記載された数値をエクセルに入れて加工してグラフ化したのが下チャートだ



オレンジ色の線(予想EPS前年比)を見れば、2018年初頭から、経営者は将来利益の見通しに慎重になり、その慎重さは度を増している。
それに呼応して日経平均のPER(青線)は下落してきた。

今後のPERの動向は、経営者が考える未来を決算説明会で聴いて判断することが重要だろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿