2015年11月15日日曜日

パリ同時多発テロと、ISの根絶

2015年11月13日金曜日
歴史に残る事件、パリ同時多発テロが発生

ISが犯行声明を出したパリのテロ、悲しいことだ
そして、冷徹に色々考える。
2001年の同時多発テロのあと、、、相場は相当下がった。
今回はどうだろう?

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ISの根絶を突き詰めれば、
欧米諸国は、サウジと相当程度に険悪な関係になる
事実上の最大のスポンサーがサウジだから

ISを根絶させようとすれば
欧州各国は、国内のムスリムを相当程度に厳しく監視せざるを得ない。
人種、民族、宗教、、、蓋をしておきたい問題に政治家は対峙せざるを得ない

IS根絶のために
移民の制限、国境の閉鎖が長期化するだろう。
中東アフリカの100年戦争は、今回の事件を契機にステップ・アップしたと判断する。

IS根絶はテロとの戦い
2001年の9・11から始まったテロとの戦い
世界が共同してテロとの戦いに立ち向かおうと宣言したUSは乗り出さざるをえない。
US+フランス+ドイツが、連合を組んで、ISと戦うことになるだろう。
ドイツは嫌だろう、ISは独仏間を引き裂こうとするだろう

何をどう言おうがムスリム VS キリスト教、と言われる
ISは、それが目的だ、聖戦と位置付けるからだ
中東ムスリム国家はISを根絶することに意欲が無い

IS根絶の手法は「敵の敵は味方」
USは、イラン+シリア+ロシアというチームで、対IS根絶をすることになる
それが効果的だから、目的を達成するためには
イラン、シリア以外の中東ムスリム国家はISを根絶することに意欲が無いので、口だけの傘下に留まるだろう、特にトルコとサウジ

賽は投げられた
事ここに至りては、武力行使で報復をせざるを得ない。
武力行使がたとえ少人数の特殊部隊であっても、ISはそれに対抗してさらにテロ活動を活発化させる
当面は、双方が戦争状態をエスカレートさせることになる。

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