久しぶりに相場の下げの直撃弾を、真正面から食らってしまった。
2007年以来、大きめの下げにさしては、それなりの避難行動をしてきたが、今回は直前にフル・ポジションにして相場のピークを迎えてしまった。
また下げの初期に、下落の大きさを見誤ってポジションを放置してしまった。
また下げの初期に、下落の大きさを見誤ってポジションを放置してしまった。
何故、間違ったのか?
第一は慢心である。
銘柄間の循環物色の流れの把握と対応が上手くいっていたので、それにかまけて相場全体の大きな変化に対するアンテナの感度が鈍ってしまった
第二は、ニュースや事件の総合的な合成判断のミスだ。
中国の爆発事故は単体ではノイズだったかも知れない。
しかし現実には、直前に発生していた上海株式市場の暴落との合成で、合わせ技一本的な効果となって、想定外のインパクト(=世界経済と市場に大きな不安心理)を生じさせた。
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さて、先週の木曜以降に起こっている事だが・・・
先週木曜の午後と金曜は、この辺で止まるという甘い考えのナンピン買いが起こっていると感じた。しかし、相場は甘いナンピン買いを飲み込んで下落し、その後にようやく下げ止まるのが通例だ。
事実に対する過小評価が叩きのめされた事に対する反動として、
この週末を境に、今度は過大評価(=過度の悲観)に変わりつつあると思う。
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さて、現在の下げから完全に回復するのはいつだろう?
下記のような条件で「お絵かき的な計算」をすれば、11月6日のようだ。
下記のような条件で「お絵かき的な計算」をすれば、11月6日のようだ。
計算条件
1:8月24日月曜が大底
1:8月24日月曜が大底
2:下落ペース、反騰ペースは表のようなペース
戻りは、
(1)急速単純リバウンド、
(2)そこそこ戻った時に起こる「ヤレヤレ売り」と「ファンダメンタルに対する過度の悲観による売却」が引き起こす「戻りペースの鈍化」
(1)急速単純リバウンド、
(2)そこそこ戻った時に起こる「ヤレヤレ売り」と「ファンダメンタルに対する過度の悲観による売却」が引き起こす「戻りペースの鈍化」
(3)ファンダメンタルの劣化が少ないことを確認しつつ、着実に戻るフェイズ
という、3段階を経るものだ。