2017年7月27日木曜日

春山ルール32:定点観測時のご法度

定点観測とは、チェック(=指差し確認)作業だ。

一個一個、「*+*良~し!」というジャッジ(=判断)をするのだ。
見るだけでは無意味だ。
見て判断をするのだ。
問題無しなら、そのチェック項目は、その場で「処理済み、廃棄」である。

重要なことは、判定「No!」になり、その株を売却すべき時だ。



No=Sellという処理は、自分の間違った判断によるポジションを切り捨てることだ。

間違いを認めることは一種の自己否定だから精神的にはつらい作業だ。
誰にも監視されない個人投資家の場合は、No=Sellという処理をしなくても誰にも文句を言われない。

自分の財産が目減りするだけで、他人には迷惑をかけない。
定点観測の判断が間違っていて、株は上がってくれるかもしれない。
そんな自己正当化ごまかしに逃げ込んで、ポジションの保有を継続することが散見される。
その時に多く見られるのは、長期投資!と自分に言い聞かせて足元の間違いに背を向ける現実逃避行動だ。

長期投資で市場は上がるかもしれないが、あなたの持っている間違い判断株はあがらないかも・・・あはは、である

損失拡大一直線の道を一気に突き進むことにならないように、反省はお早めに!


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