景気や経済対策にあまり影響されずに淡々と業績を増加させる企業が、もっとも安心して保有できる。
それが成長株投資の醍醐味だ。
(1)そんな成長株は下図のような値動きをする。
時々悪材料が出てドスンと下がるが、悪材料が織り込まれると、会社のファンダメンタルに変更が無い限り、また淡々と上昇を続ける。
長期的に観察していると、上図に示されたように、上昇の角度が同じ平行線に沿って株価が上がって行く。
(2)すべての成長株に共通すること=地球よりも大きくなれないという天井が存在する。
USで生まれ、欧州に拡大し、アジアも席巻する。
業務内容も広がる。
縦と横が同時に広がって面積が大きくなるような格好で業績が増加する
どこかの時点で、縦と横の拡大するスピードが鈍化する。
(例:毎年30%成長が、25%成長に鈍化する)
いわゆる成長率の鈍化がやって来る。
成長率の鈍化が投資家に認識されるとき = ドスンの下げが来る
その後の株価は回復して、新高値を更新するが、過去ほどのペースではなくなる。
上図に示されたように、上昇の角度が下がるからだ。
換言すれば、PERが下がる
(例:PERが、35倍→27倍に下がる)
(3)成長率とPERには、下図に示した容易に、「正の相関関係」がある
しかし直線状に分布するのではなく、下図青い×印のように大きな幅の中に分布している。
しかも、相場全体の楽観度、悲観度の変化に従って、分布ゾーンが上下に変化する。
だから、適正株価の判定は動的に判定しなければならない。
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