日本経済と日本企業の総点検をしたくなった自分を感じる。
だから、例年ならつまみ食いしかしない日本関連の新春セミナーに軒並み参加している。
何故だろう?
株や為替や債券の動きをみていると、日本経済が持続的な成長の循環にのれるか否かの「分岐点」に来ていると感じているからだろう。
分岐点の先にある姿は、
1:高級品・高価格帯の商品やサービスへ移行するグループが、2012年以前の景気循環の時よりも多く生じる
2:移行しないグループは、かたくなに節約を継続する。
3:結果として、生活のスタイルに消費金額水準という意味での格差が広がる。
4:企業も、どのセグメンテーションに商品やサービスを投入するかのターゲッティングを明確化する必要性に迫られるので、それに成功する企業と失敗する企業で業績に格差が生じる。
企業に関するその最初の変化は、小売業界においては既に「高価格商品の提供への成功失敗」という点で業績に反映している。
単に価格を上げるだけではない、差別化、満足感、持つ喜び、ブランド、といったものが伴う「高価格商品の提供」が必要なのだ。
お金を喜びながら使う人が増える、、これが重要だ。
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