2016年1月16日土曜日

6Sショック

6Sショック ・・・ iPhone6Sの失速

ウォール・ストリート・ジャーナルは、端末や部品サプライヤーに対して発注量を減らしたとリークした。
複数の情報筋からのリークとして報じられており、iPhone 6s減産は決定的とみられている

これまで、ITハード関連業界は、PCで儲けて
PCが失速したら、タブレットとスマホで儲ける、
という好循環をエンジョイしてきた。



しかし、スマホの次が見当たらない現状で、スマホの減速が表面化してしまった。

6Sショックとは、
1:CPUパワーの強化では消費者が買い替えてくれなくなった
2:6Sで加わった新機能は、消費者が求める「より楽しい、より快適」を満足させなかった
というショックだ。

いわゆる陳腐化が始まったのだ。

そういう時は、値下げによって消費者の購買意欲を喚起する、、これが常套手段だ。
アップルは値下げしないかもしれない。
しかし、アンドロイド勢は値下げする。

機能面でアンドロイドとiPhoneに明確な差がなくなり、価格差が拡大すると、ファン以外はiPhoneの割高感に嫌気する

昔、マッキントッシュが性能や使い勝手が明確に優位でないにも関わらず、Windows PCに対して大幅に割高であった時代、、売り上げ不振になって、アップルは倒産の危機に瀕した。
その悪夢を現CEOクック氏はシッカリ認識しているだろう。

もしアップルが値下げする時、スマホは値下げ競争になる。
アップルや台湾の端末メーカーのマージンは激減する。

そして、部品メーカーも部品の値下げ要請ラッシュでボロボロになる。
値下げを受け入れないと、発注がゼロになるからだ。


スマホに関連する株は、長~~~い冬が来る。

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