「投資ストーリー」は落ちている。多くは公開情報の中に転がっている。
気づくか、気づかないかの差である。
気づいたら拾いに行けば良い。
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十分に理解納得してから投資し、その後もストーリーのフォローをする。
フォローが可能なように、ストーリーの数は限定すべきだ。
通常は片手以下になる。
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投資は、「へーっ、そりゃ面白い!その話に乗ってみよう!」で始まる。
「これでその話は終わったね」で終了する。
投資ストーリーの選別は、意識的にまたは無意識に誰でも実施している。
大事なお金をつぎ込むのだから、意識的に手順を決めた方が失敗が少なくなる。
スクリーニングとは、「その話には乗れないね!」というエセ投資ストーリーを切り捨てる作業だ。
熱くなりやすいのが普通の投資家だ、単なる思い付き、勘違い、独りよがり、思い込みは実に多いものだ。
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残った少数のストーリーは自信をもって投資すべきだ。
成功する投資ストーリーの多くは、当初は不安なものが多い。その不安は賛成者の少なさが原因だ。
当初の賛同者が少ないほど、将来得られる利益は大きい。明白にも儲かりそうなものは、既に大勢の投資家も気づいて投資しているので、短命に終わるか、既に割高な価格に達している場合が多い。
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投資は、「面白い!その話に乗ってみよう!」と思うことが始まりだ。
思ったら次に、何故その話が面白く、何故その話に乗りたいかを、紙に書いてみる。
紙に書く理由は単純だ。
口で話すことは簡単でその場の雰囲気で何とでも言えるし、話した言葉は空中に消えてしまうので、後から判断の善し悪しの判定もできない。
紙に書くことは重たい作業だ。
熱い気持ちでこれは買うべしと感じた銘柄でも、理由を書くとなると、熱さは消える。
書きながら、何故?を自問する。
ほんの30分足らずの作業で、勘違い、独りよがり、思い込みを簡単に排除できる。
書く理由のもう一つだが、紙に書いて残せば、いつでも見直して、指差し確認ができる。
毎日必ず見る壁面(トイレがお勧め)に貼っておくのが良い。
恥ずかしいなどと言い訳して逃げてはいけない。
投資する理由に関して、項目の羅列しか書けないなら失格だ。
「***が、***だから***となる。」という文章が書ければ合格である。
文章が書けるということが、ストーリーが描けるということであり、文章にできないものは、起承転結のストーリーが成り立たないということだ。
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