2016年4月25日月曜日

春山ルール4 : パフォーマンスの足を引っ張るのは「後ろ髪」銘柄

投資で損失を拡大させ、その後の判断を狂わせ、投資行動を悪循環に引き入れる。
それが後ろ髪銘柄だ。

色々と考えて、よし!これに決めたと思って投資する。
思惑取りに短期間は上がったものの、何故かその後ズルズルと下がる。

相場が堅調な日にはついていけず、少ししか上がらない。
相場が軟調な日には大幅に下がる。
そんなこんなで結構な含み損になる。

売るには悔しい、かといってポジションを増やすガッツもない
そんな日が結構な期間続くと、気持ちも滅入ってしまう。
なんで自分の投資した銘柄だけがダメなのか、嫌になってしまう。
気持ちが滅入って、素直な投資判断が徐々に困難になる。

それが後ろ髪銘柄だ。
後ろ髪ウイルスが健全な投資マインドを蝕んで、投資判断をどんどん狂わせていく。
そして、切るに切れない後ろ髪はどんどん太くなる。
理論整然と間違えた時ほど、後ろ髪はより太くなり、断ち切れない
 
株なんて、世界中に有り余るほど転がっている。
最安値で売ろうが、底をたたこうが、後ろ髪銘柄を切り捨てたほうが良い。
後ろ髪銘柄はあなたを蝕むウイルスなのだから。