読む本は、目で読む、声を出して読む
聴く本は、目で読めない、声を出して読めない
目で読んだり、声を出して読む時、その前後の文章を俯瞰した「全体」と今読んでいる文章である「部分」を同時に相互認識&相互比較しながら本を読んでいる
それができるのは、自分の理解のスピードに応じて読む速度を自在に変化させられるからだ。その変化は理解の速さや正確さに応じて無意識でなされている
一方、聴く本はTVやラジオのようにpushされる音声を受け身で聴いている
理解が不十分でも次へ次へと進んでいく傾向が強くなる
Audibleは途中で止めたり30秒刻みで戻ったり、速度を変化させることはできるが、現実的にはラジオの視聴のように受け身で聴く場合が9割以上になってしまう
だから、Audibleはその本をしっかり理解する姿勢で聴くよりも、とにもかくにも聴いてみて面白いのか、有用なのか、を感じれば良いと思う
面白ければ、有用だと思えば、その筆者の別の本も聴いてみる、というプロセスになる
そして、これは!と感じれば、紙の本を購入してしっかり理解する読み方をする、線を引く、声を出して読む(特に英文の場合)、というプロセスになる
読書するための本に出合うためのAudible、だと春山は考えている
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