2022年5月2日月曜日

NVDAを簡易計算で考える

 Yahoo USA(5月2日現在)を使って、NVDAの将来株価を簡易計算してみましょう

参考:https://haruyama-shoka.blogspot.com/2022/04/blog-post.html


PER(TTM)=48.17

EPS(TTM)=3.85

となっています





Analysisを見ると
2022/12 予想EPS=5.64

2023/12 予想EPS=6.75

です。





これらの数字を使って
Excelで現在の株価が織り込む1年後のEPSを計算します。
PER上限=PER(TTM)=48.17

PER下限=上限の0.9=48.17x0.9=43.353


今から1年後は2023年5月ですが、そのEPS=6.01です
株価の上限:289.5下限:260.55です
下図の緑枠

今年の12月に織り込むEPSの行を見ると
株価の上限:320.69下限:288.62です
下図の赤枠





これらの予想株価は、先週末の185.47ドルと比較すれば相当に上ですから、今後は大幅復活するのでしょうか?

春山の判断ですが、投資家は「C.Woodバブルの崩壊によって、トンガリ株のPERは下がってしかるべし」と判断していると思います。
おそらく、5月25日の決算を見るまでは、NVDAのPERの妥当レンジが「30~40倍」に低下したと思います。決算を確認するまでは慎重になっているのです。5月の想定株価レンジは下図の青枠であり、12月の想定レンジは赤枠、です




5月25日の決算が投資家の懸念を吹き飛ばすような好決算&好ガイダンスであれば、NVDAのPERの妥当レンジが「32~42倍」程度に上昇するでしょうが、懸念通りの決算であれば、PERの妥当レンジは「30~40倍」が継続するでしょう。

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