PCの数量は少数だ。しかし、数では少数派だが、IT製品の全体世界に君臨してきたのがPCだった。
アップルがスマホ、タブレット、PCの言語統一のために、Intel&AMD語のCPUからARM語のCPUに鞍替えしたのだ
その理由は明白だ。
スマホ、ダブレット、PCのシームレスな一体化を実現するには、全てのCPUの言語が統一されている方が安くて簡単に早く実現できるからだ。
2020年の地殻変動はアップルのマックだけであり、その世界シェアは5%に過ぎない。しかし、少し先には、「Windows陣営の分裂」が見え始めている。マイクロソフトがARM言語ベースのCPUを自分で設計すると言い始めたのだ。
これまでのIntel&AMDの行動は、95%のシェアを占めるPCの世界に安住して、モバイル製品が求める低電力消費に力を注いでこなかった。
その間にARM言語のモバイル用のCPUは格段の真価を遂げていた。
そして2020年秋に「アップルのM1チップ」によって、低電力消費、低価格、高性能を実現したCPUが誕生し、高電力消費、高価格のIntel&AMDのCPUを一気に過去のものとしてしまった。
アップルのPCは同程度のIntel製CPU搭載のPCよりも、安価で高性能という状態で販売が開始された。
マイクロソフトをこれを見てIntel&AMDに100%依存するビジネス・リスクを強く感じて、ARM言語ベースのCPUを自分で設計すると言い始めたのだろう。
そしてIntelはひそかにCPUの値下げを始めた。アップルのPCが同程度のIntel製CPU搭載のPCよりも、安価で高性能という状態はIntelにとってビジネスの縮小を意味するからだ。
さらには、今後の有望市場であるIOT領域からIntel&AMD言語の製品が締め出されてしまうリスクも増大するのだ。
何時も勉強になります。ありがとうございます。
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