2020年6月30日火曜日

強者はいつでも約束を破棄する権利を持つ

国と国との約束は「自動的に紳士的にモラル的に」守られる性格を持たない。
約束を反故にしたらひどい目にあうぞ、という圧力が無ければ守られない。

また、国家間の約束の多くは対等ではない。
強者はいつでも約束を破棄する事実上の権利を持っている。トランプ大統領の行動を見ていれば明白だろう。地球温暖化条約、TPP条約、イランとの核合意、枚挙にいとまがない。

そいう視点で香港返還に関する中英合意を考えるのが妥当だと思う。


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