NASDAQ指数やITセクターの独歩高が懸念されている
2000年に崩壊したように、既にITバブルになっており、「もうすぐITセクターの暴落がくるのでは?」という懸念も生まれつつある。
温故知新、、、調べてみよう
下図左は、冷戦後の相場がスタートした1982年8月からITバブル崩壊までの3個の指数の推移だ。NASDAQ指数の突出が始まった時期は、Windows95とInternetの出現の時期と重なっており、2個の要因がITバブル相場を出現させたと推定できる。
下図右は現在相場が始まった2009年3月から現在までの3指数の推移だ
やはりNASDAQ指数が突出しているように見える
2番目の図は、縦軸を対数目盛にしたものだ
左右のグラフを比較すると、今回相場は最初からNASDAQ指数の優勢が続いていることが分かる
一方、前回相場におけるNASDAQ指数の突出は「1998年10月以降に顕著になった」ことが分かる
3番目の図は、SP500指数に対する相対パフォーマンスを比較したものだ
前回相場では、NASDAQ指数はSP500の2.3倍まで上昇した
今回相場では、現状は1.6倍である
ただし、前回相場で1.6倍を超えるのは1999年12月
そして、NASDAQのピークは2000年3月だった
その間は4か月
つまり、バブルの最終局面は4か月だったのだ
2020年4月17日金曜日
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面白いですね。ということは、あと4か月で1.6倍から2.3倍まで約43%もアップサイドがあるという解釈もできそうですね。
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