2019年2月1日金曜日

春山ルール48 : 現金比率のコントロール(第六原則)

投資する際の行動を律する原則、あくまでも春山原則だが、は以下の通り

第一原則
「総員撤退 → 休め → 出撃 → 総員撤退 → 休め → 出撃 」の流れ

第二原則
出撃から総員撤退までの期間は、100%投資、フルポジション

第三原則
5銘柄投資、日中米三か国で5銘柄、1銘柄20%
20%という意味は、1000万円が全体資金なら、1銘柄=200万円

春山は常時10-15銘柄を投資候補として観察しているが、その中から「今にふさわしい5銘柄」に投資するように心がけている

第四原則
200万円以上は買わない

第五原則
200万円で買った銘柄が値上がりして、25%のウェイトになったからといって5%の売り(=バランス調整)はしない

最初から、個別銘柄を5個買う必要はない
インデックスに投資しながら、ゆっくり大きく儲かる企業に遭遇するチャンスを待てば良い。(下図参照)

なお、個別株に関するポジション構築、買い方は下記のブログ記事を参考にしてください
1:春山ルール 46 : ポジション構築ルール
2:下げ局面での買い出動を三分類(ファンクラブ、モリモリ、スマート)

2019年は下図のような投資を開始するにふさわしい年(出撃の年)だと思う。
出撃の年、、これは戦略的判断



さて、一旦フルポジションになった後、総員撤退(=戦略的判断)までは「どのように現金比率をコントロールするか?」が重要だ
これは、戦術的な判断

あくまでも春山の戦術判断としての投資原則は以下の通り

第六原則
売りは個別銘柄ごとに判断する
市場の雲行きが怪しいからと言って、全体を20%売る(=トリミング)はしない
市場が好調に見えるからといって、個別銘柄の売り判断を躊躇しない

つまり、現金は個別銘柄を売った時に生じるのだ
1銘柄売れば20%の現金ポジションになる

その際、常時観察している10-15銘柄の投資候補の中に「今投資するにふさわしい銘柄」があればそれに投資するが、なければ20%の現金をそのままにする

その後時間が経過し、常時観察している10-15銘柄の投資候補の中に「今投資するにふさわしい銘柄」が出現(株価の下落によるチャンス、好材料の出現による投資魅力の増加)すれば投資する

この第六原則は、他人やインデックスと競争しないという春山の哲学に基づくものであり、他人やインデックスと競争する宿命の投資家には非該当だと思う。
個人投資家は他人やインデックスと競争する宿命が無いので、春山的な淡々とした投資行動をお勧めしている。

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