2015年7月26日日曜日

名古屋セミナー:その1

7月25日の名古屋のセミナー、、参加できなった皆様のために
講演内容の抜粋です。

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< 不調になった2015年の米国株式パフォーマンス >

2014年までは他の追随を許さぬ上昇ペースを続けていた米国株
だが、2015年になってからは、日本や中国に後れを取っている。



昨年までの上昇率は素晴らしい。(下のチャート参照)
しかし、これからも上がるのだろうか?

もう、ここから買っては儲からないのでは?
米国株に対して、そんな疑問を感じている投資家は多いだろう。



長期的で大きな株式市場は、複数の景気循環(好景気&不景気)を乗り越えて、上昇を続けていく。

前回相場は、オイルショックによる世界的なインフレの収束に目途がついた1982年8月を起点として始まった。

途中で、1987年のブラックマンデー、1991年のソ連崩壊、1998年のロシア・アジア危機、2000年のITバブル崩壊などに揺れながらも、2007年10月まで上がり続けた。
25年3か月の上昇相場で、14.5倍になった。
年率11.15%(配当除き)で上昇した計算になる。

サブプライム崩壊とリーマン・ショックによって世界的なバブルが崩壊し、100年に一度という規模の株価の下落が発生して、25年3か月の上昇相場にピリオドが打たれた。



そして、2009年1月から新しい上昇相場が始まった。
現在まで6年4か月が経過した。
この間の上昇スピードは、前回相場とそっくりだ。

おそらくは、今回の上昇相場も前回同様に、複数の景気循環を乗り越えて上昇を続けるだろう。

なお、最終局面が、どのような終わり方をするのか?
それは現時点では見当もつかない。

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