2013年9月6日金曜日

投信の回転売買は業界の宿命

美味しい販売手数料がある限り、口で何と言おうと「企業経営的=収益獲得」には、買転売買はビジネス戦略としては正しい選択だ。

フロントの販売手数料を禁止すれば多少は変わる。
多少しか変わらないのは、表面上販売手数料が消えても、投信会社からのキック・バックとして販売手数料が地下に潜るからだ。

むしろ販売手数料(投資家が最初に負担)を大幅に引き上げて、乗り換え売買に「投資家が痛みを感じる」ようにした方が良い。
そうすれば、投資家も何を買うべきかを真剣に考えるようになる。

単純に販売手数料を大幅に引き上げるのではなく、年間の信託報酬の徴収方法と組み合わせれば、さまざまな工夫が可能だ。

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