2009~2014年の金融の長期&大緩和にも関わらず、金融、不動産、新興国、資源エネルギーには過剰な資金が流れ込むバブル的な状態にはならなかった。
投資家の頭には前回の失敗の記憶が鮮明に残っていて、全体の轍を踏まなかったのだ。
参考;前回バブルには触るな:http://haruyama-shoka.blogspot.com/2016/09/blog-post_29.html
2019年は方向的には、金融の緩和だ。
金融不動産セクターの動きは下図のようなサイクルになる。
程度の大小に応じて、通常の景気サイクルか、Boom and Bust的な大騒動か、が違ってくる
2019年の緩和は「2009~2014年の金融の長期&大緩和」と比べれば規模的には小さいと思う。
小さいからと言って、投資家のリスク・テイク姿勢が相応に小さいとは言えない。
2009年以降の投資家は「羹に懲りてなますを吹く」状態でリスク・テイクが小規模だった。
一方相場は大幅に上昇した。
その結果、相場の恩恵を享受できていないと感じる投資家が多いと思われる。
「次回のチャンスこそは!」という思いの投資家も多いだろう。
ならば、2019年の緩和が小規模であっても「前のめりになる」投資家が意外に多いかもしれない。
その辺の見極めは日々の相場の中身を継続観察して感じて把握して判断するしかないのだが、来るだろうという視線で春山は観察するつもりだ
楽観的な考え方と思われるだろうが、現在の雰囲気は1988年みたいな(と言ってもわからない人が多いだろうが)感じを受けているのが春山だ。
大変だぁ!と思って相場は下がったが実体経済はリセッションにはならず穏やかな景気の踊り場で通過した1987~1988年を思いだすのだ。
時間の絶対的な長さは、当時と2018-2019年とは異なるのだが、相場と経済のリズムは似ているように思う春山です。
さて、どうなるだろう?
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