2017年8月20日日曜日

巨大なシンガポールを目指す中国

スマホが信用情報を収集するルールになった中国

レンタル・バイクが流行る中国だが、業者の90%は倒産しているらしい。
最初は自転車を川に投棄したり、持ち逃げしたりがあったらしいが、最近はほぼそういう悪人は消えたらしい。

不思議に思っていたら、悪いことをしたら「その悪い情報=悪い信用情報」が収集されて、その後の大事な人生で困るような仕組みになっているらしい。

個人の情報を国家が一元管理するのが中国共産党考え方だ。
個人の様々な信用情報を政府に通知する義務が中国のちゃんとした企業には義務化されていると聞く。

もしレンタル・バイクを川に投げ込んだりすれば、住宅ローンの金利がたんまり上乗せされるペナルティがプレゼントされるらしい。

普通の中国人のモラルは表面上は大幅に改善するだろう。
北京政府の監視がないところでは、その分「うっぷん晴らし的な悪行」が増えるかもしれないが・・・・例えば海外旅行の時に

一部の人は
信用情報を通知しないような悪会社を使うだろうが、悪会社の料金は利用者が少ないので料金が高くなる。結局、多くの悪会社は倒産してしまうだろう。
 
個人の国家による管理はシンガポールがお手本だ。
鄧小平が
リー・クアンユーを訪問したときに、「中国の人口は多すぎ、国土も広すぎて、シンガポールのように国家管理をしたくても出来ないので、別の道を模索する」と述べたと言う
しかし技術の進歩により、シンガポール以上の国家管理が可能になりつつあるのだ


今後の中国の同行には目が離せない

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