2017年4月17日月曜日

株式投資では何を当てれば儲かるか?

一般論として、

株価 = 予想EPS × 予想時点に対するPER

EPS
PERのうち、PERの方が先に動く
よくわからないけど、方向はこっち(上
or 下)だろうと辺りをつけるのが投資家の習性なのだ。
半歩先に行って、事態が想定通りについてくるかを待つのが投資家のやり方だ。
ついてくるなら、さらに先へ行って待つ、それを継続するのだ。

投資環境が変化を始めた時に、
EPSがどういう数値に帰着するのかを計測するのは至難の業だ。
当の会社にさえ先が読めないからだ。環境変化に対応して企業が一定の対応、戦略変更を行うのは、環境がかなり変化してから実施されることが多い。
特に大企業ほど変化に対するフットワークが重い。

だから投資家は過去のデータを参考にして、「あーなれば、この企業はこうなる」的な推定をしてポジション調整を行う。物事が明らかになってから動くのは三流投資家だ。

市場全体であれ、特定業種、特定企業であれ、現在の投資環境が継続するのか、変化(屈折
or 改善)するのか、、という点に関して投資家の思惑がどう変化するか(もしくは、継続するか)を当てることが重要なのだ。

その後に、変化した思惑に対して投資環境が追いかけて変化(屈折
or 改善)を始めれば、投資判断とポジション調整売買は成功だと言えよう。

あなたが変化を予想しても、他の投資家が同様な思いを持たない限り、株価は動かない、あなたが、株価に決定的な影響を与えるほどの資金力を有している場合を除いて

一方、投資環境が変化せず、従前のトレンドを継続することが判明すれば、一気に投資家のポジションの巻き戻しが起こる。投資家は失敗判断を即座に修正するものだ。


投資家は走りながら考える
株価の方向性を判断して、必要最小限の売買をまずは実施し、少し遅れて過去データを参考に「もし、この判断が当たるなら、業績はこうなるだろう」という
EPSの推定作業をおこうなる。

絵にかけば、

1:これまでのトレンドが継続すると思っていた



2:あれっ、、どうもおかしいぞ! 何はともあれ、売れ!



3:多分、こんな程度になるのかも・・・