プーチン、トランプ、習近平、2025年の世界を牛じる3人の政治家だ
政治家を観察する時に重要なことは、・・・・・彼らがどう見られているか? どう思われているか?・・・・である
特に政治家の役割、政策と経済の関係、それらを分析判断する時には、多くの人にどう見られているかが重要であり、「本当は*+*な人なのだ」は重要ではない
これは企業経営者にも妥当する。
政治家や経営者はリーダーであるが、彼らの素の人間性はリーダーに完全に適した状態ではない。
だから政治家や経営者は、リーダーとしてふさわしく見てもらえるように演じる部分が必要になる
素の部分と演じられた部分の割合は人によって異なる。組織が小さければ素の部分に魅力を感じた人だけで経営や政治をやっていけるだろうが、組織が大きくなればなるほど、特に国家レベルになれば、演じる部分が大きくなる
多くの人間は「こうあって欲しい」という人にリーダーとしての魅力を感じる
そして最大公約数の人間が求めるリーダー像はある程度客観的に数種類に絞られる
だから、リーダーや経営者はそう見られるように演ずる努力が必要になる、組織が大きくなればなるほど
国内政治であれ外交であれ、政策と市場の関係を判断する際には、投資家が政治家をどう見ているか、どう思っているか、が重要であり、投資をしていない一般大衆がどう見ているか、どう思っているかは重要ではない。これも投資家が考慮すべき項目だ
投資家がどう見ているか、どう思っているかは変化する。その変化は投資をしていない一般大衆の見方からも影響を受ける。
だから、相場を正しく判断するためには、その変化を観察し続けなければならない
投資は、観察、待つ、判断する、の繰り返しなのだ