2024年6月3日月曜日

初級卒業生に必要な知見(27)季節性やリズムは大切ですが、杓子定規に考えるのはダメです

 株式投資には、合理的な説明が困難な不思議な現象があり、これをアノマリーと呼んでいる 代表的な現象のひとつに「Sell in May」と呼ばれる株価の季節性がある。

注:アノマリーwiki : https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC

しかし、杓子定規に考えてはイケナイと春山は考えている 下図は、SP500指数の動きだ(Bloomberg data)


夏場に向かってダレやすいという傾向はあるが、年によってマチマチだ

下図は日経平均(Bloomberg Data)だが、SP500に比べて季節性が不明確だし、右肩上がり(=時間の経過とともに徐々に上昇する特性)もSP500に比べると不明瞭だ

Sell in Mayよりも、傾向的に強いのは11月~翌年2月までの株価の上昇傾向だ
このことも、そしてSell in May も、「漠とした期待/不安」という心理要素だと思う。
1:来年に期待する前向きな気持ち
2:新しい年の希望を織り込んだあとに決算で現実を知って精製になる4月5月 その程度の事だと達観して相場に臨む方が良いと思う


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