2019年12月5日木曜日

米国経済&米国企業の強さが維持されている

トランプは何かディール(成果)を達成したか?
過去の政権が行ったディールを壊したり、壊すために大声で喚き散らしたり、そういう言動が際立っている。

国際政治の分野では、北朝鮮、中国、イラン、シリア、メキシコ経由の移民問題、いずれも自画自賛の言葉はあれど達成の事実は見えない
NATO問題では欧州でフランスと喧嘩状態だし、世界中にある米軍基地の税制負担の大幅な増加(3~5倍)を基地の所在国に求めている。

国際経済の分野では、世界中で摩擦や混乱を引き起こしており、その収拾の目途が立っていない。米中貿易戦争の悪影響は長期にわたって世界経済を減速させている。

それでも米国経済や株式市場が堅調に推移しているのは、米国経済や米国企業の潜在力の強さが発揮された状態が維持されているからだ。



そして春山が重要だと思う点は、トランプのまき散らす懸念があるので、世界経済も株式市場も前のめりのイケイケ経営やバブルにならずに腹八分目(=余力を残した状態)で巡航している、ということだ。

この不思議なバランスは2020年も続いていくと思われる。



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