投資判断と経営判断は「何がどうなるかワカラナイ未来に対しての判断である」という点で似ている
終ってしまった過去に関して、それがどうだったかの分析や判定とは異なる別次元のハードルの高さがある
そのハードルとは、判断をする際に用いる材料が下図のような集合体だ、という判断をする際の環境だ
1:確定している判断材料は、ほんの一握りだ
2:発表・公表されたデータやニュースもあるが、暫定的なものがほとんどで、その後に改訂される場合が多々あり、「最初から、そうなると分かっていれば・・・」と言いたくなる
3:そして、判断材料の過半数は、多分こうだろうという推測・推定によるものだ
こういう不確実性の塊のような中で実行するのが投資判断だ
しかし、強力な助っ人が判断の精度を上げてくれる。
その助っ人とは、温故知新パワーだ。過去こういう時はこうだった、だから今の環境でもこうだろう、という推論エンジンだ
推論エンジンは、数多くの過去データ、記憶・体験、知見の集合体、いわゆるBig Dataで構成されている
Big Dataの種類や数が多ければ多いほど、良質であるほど、推論エンジンの性能が高くなる
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