前回ブログを読まれた方は、個別企業においても、業績の伸びが増加すればPERが上昇し、業績の伸びが鈍化すればPERが下落することを認識したと思う。
業績の伸び率、業績成長率はPERと関係が大きいが、それ以外にも同程度にPERと関係が深い要因がある
それは、業績の安定性だ
AとBの2社があり、どちらも5年で利益が2倍になった
しかし、その間の業績の変動制は、A社は上下動が大きく、B社は小さかった
大多数の投資家は、業績変動による心配をしたくない。そのため、業績の安定したB社に投資する資金が多く、A社に投資する資金は少なくなる
その結果、利益は同じでも、株価は「B>A」となる。これは古今東西に共通の法則だ
業績の伸びが高く、その伸び率が安定してれば、PERは非常に高くなる
業績の伸びが低く、その伸び率が不安定なら、PERは非常に低くなる
これがPER、業績、株価の基本的な関係だ
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