温故知新とは過去の知見を現在に生かすことだ
しかし、時間は限られている。金儲けのために時間を優先配分するのも主客転倒だ
現在の投資判断に必要な最小限の歴史的な知見があれば十分だと思う
投資に役立つ歴史の勉強に順番付けするなら・・・
1:1970年以降を学ぶ、これが最も重要だ
春山は、1982~2009年がポスト冷戦第一相場(2007年10月ピーク)で、2009年以降が第二相場だと認識しているからだ
日本、中国、米国の1970年代以降を知れば、現在の投資判断に必要な最低限の知識は習得できると思う
2:次は、第二次世界大戦後を学ぶことだ
米国を中心とする世界がどのように形成されたか、冷戦とはどういう事だったのか、その知見があれば現在の第二次冷戦時代と言われる国際政治の本質を鳥瞰できるだろう
それは、1945年に建国するイスラエルと中東の関係を知ることでもある
ここまでは世界共通だ
これが終わったら、
3:日本の明治維新以降を学ぶ、特に金融と産業がどのような発展をして今日に至ってきたか、明治期から第二次世界大戦前後、1980年代以降の激動の政治経済の歴史は日本株投資、金利&ドル円為替の判断に資するだろう
これ以上は、趣味の領域だろうが、しいて言えば・・・
4:1648年以降の欧米を学ぶことは役に立つ
近代、近世、現代と経済金融がどのような背景で変遷したかはジンワリと正しい判断をさせてくれると思う