2010年12月19日日曜日

週末の定点観測 : アメリカ オバマの中道寄りchangeを喜んでいる

オバマ大統領がリベラルから中道に一気に動いてきた。
Changeした!
2011年のオバマは1995年のクリントンになれる!
しかし、本心か?いつまで続く?
百家争鳴のようだ。
しかし、本当はなどという議論は当座の相場には無関係だ。とにかくchangeしたことが重要(=菅総理も同じだが評価が低い)だ。これが現在のアメリカ市場の好調の一因だ

下記は以前も掲載したアメリカの大統領サイクルの成績表だ。
概して民主党の大統領の方が成績が良い。
色々文句を言われるオバマ大統領だが、ご覧の通り成績は良好だ。
この調子なら、2011年は+20%ではないだろうかと、私は密かに期待している。
大統領サイクル_20101219

2011年のコンセンサスだが、年末恒例のバロンズ主催の討論会(?)では以下のような状況だ。
コンセンサス_20101219
グラフで示すと下のような感じになる。赤:セルサイド、白:運用会社
平均が+10.4%だが、1カ月前は+5~8%だったことを考えると、この数週間でアメリカ人が俄然強気に転じたことが分かる

反面、Citiのテクニカル・チームは、2011年は、NYダウ二桁下落、ドル8%下落、金利4%まで上昇=アメリカのトリプル安を予想している。
さて、どちらに軍配があがるだろうか?

コンセンサス_20101219_2

強気の背景の一番は、雇用情勢が改善傾向に復帰したことだ
下は新規失業者

新規失業者_20101218

こっちは長期失業者
いずれも、ようやく減少の第二フェイズに入ったようだ

長期失業者_20101218

フィラデルフィア連銀の景況感指数も再度盛り返してきた

F連銀指数_20101218

よし、景気回復だ!
今週は小動きだったが、先月よりも金利は上がった

US10年債券_20101218

株は典型的な年末ラリーにある

US株_20101218

循環物色が始まり、出遅れが物色されている
業界ではバリュー株が上がるべきだという期待が盛り上がっている

セクター_US株_20101218

グロースの典型Web2.0関連企業だが、猛烈に上がった企業の利益確定売りが出ている
クリスマス休暇前だから・・・

Web20_US株_20101218

今週もABCP残高が激減した。中小企業への金回りは改善していないと推定できる
このままではアメリカは大企業のみの景気回復にとどまるかもしれない。

ABCP_20101218

USクレジットカードのリボ払いの遅延が通常レベルに改善した。経済はノーマルに戻ったということだ。現在の状態で経済がノーマルなのだから、ここから先の景気回復はジリ改善以上の"高望みは禁物"ということになる。

QE2が始まり、FRBは確かに国債を買っている。
下の赤い部分の国債残高がグッと増えてきた

FRB BS_20101216


なお、この記事(医療保険改革法に一部違憲の判断)だが、個人の自由が福祉より優先されるアメリカならではだと感じた。もっとも本質とは別の理由(医療保険改革法での加入義務付けは、各州間での通商を規制する議会の権限を越えている)で違憲だと言っている
いずれにしてもアメリカは政府が出しゃばるな!という国

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