12月は二回も手袋を拾っている。
朝の通勤時間帯は駅に向かって前だけ向いて小走りの人が多い。早く駅に到着しようとあせっていると手袋を落っことしたのに気付かない人がちょくちょく発生する。
今朝も、私を小走りに追い抜いていった女性が赤い手袋を片方落としたのを拾ってあげた。
追いかけて「落としましたよ」と渡すと、"あれっ何故気付かなかったのだろう?"と戸惑いながらも「ありがとうございます」と言う表情の変化がなんとも、、、である。
鞄や手提げに入れる時に片方を落としたことに気づかないのだ。両方を落とせば手袋が無いので気づくが、片方があるともう片方の不在に気づかないのだから人間の注意力って不思議なものだ。
最近は朝の時間に急いで歩くことを、「時々はしない」ようにしている。そんな時は心にゆとりがあるので、周囲情報に気づくのだろう。一点フォーカスしていると集中力はあるが、全体状況把握力は低下する。あちらを立てればこちらが立たず・・・そんなものだろう。
私も片方紛失は何度もやらかしている。最近も2年前の年明けバーゲンで見つけて980円で入手した"かなりお気に入り"だった皮(人工皮革?)のを片方紛失している。
そんな不注意をかいくぐって20年以上も生き残っている手袋(↓)がある。1988年の冬にスペインに仕事で行った時に買ったロエベ(Loewe)の皮手袋だ。値段は忘れたが、上司の買いものに付き合った際に、「何か安くて実用的なものは?」と購入したのだ。
きっとそこそこ高価だったので、バックにちゃんと入れたかを確認する深層心理が働くのかもしれない。
当時は、まだユーロが無くて、スペインはペセタ、ギリシアはドラクマという通貨だった。どちらも現地での用が済めば一目散に両替したい通貨、保有したくない通貨だった。放置すれば下落するというコンセンサスが出来上がっていた通貨だったと思う。
当時から、スペインで価値があるのはコスタ・デル・ソルなどの観光地周辺の別荘、ギリシアはエーゲ海を含む過去の遺産、と言われていた。
ギ リシアは行ったことがない。オリンピックの1年ほど前に外資系証券会社のギリシア調査ツアーがあり、ギリシアの大蔵省の補助付きという豪勢な企画だった が、魔が差したのか、後輩に「おい、お前行って来い」と譲ってしまった。バブル崩壊前のギリシアを見るチャンスを逸してしまった。もう私が生きている内に 「来年はギリシアオリンピック!」ということは無いだろうなぁ・・・・・

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